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国内旅行

赤ちゃん連れでピーチの飛行機に乗ってみた【搭乗記】

先日、赤ちゃんを連れて初めて飛行機での旅へ行ってきました。

かなり心配したのですが、なんとか無事に飛行機での旅を終えることができたので、搭乗体験をまとめてみたいと思います。

これから赤ちゃんとの飛行機の旅を控えている方の参考になれば幸いです。

赤ちゃんの年齢

まず、今回の旅のお供の赤ちゃんは2名。

①息子→1歳0ヵ月(1歳になったばかりです)
②友人の息子→生後11ヵ月(もうすぐ1歳)

2人とも2歳未満なので航空券は無料です。

ただし、なんにも状況が理解できないまだまだ赤ちゃんの2人。

年齢的にDVDや絵本もまだ長時間集中して見る事ができません。

フライトは大阪(関空)から沖縄(那覇)までの約2時間

さてどのようになるのか未知なる体験でドキドキ(不安の方)です。

チケットの予約

今まではシンプルピーチで予約することが多かったのですが、コロナ禍ということと、赤ちゃん連れなので何があるかわからないということでキャンセルのきく点を重視してバリューピーチで予約することにしました。

ピーチの3通りの価格設定

①シンプルピーチ
・一番リーズナブルな価格設定。
・受託手荷物や事前座席指定などのオプションサービスは有料で追加可能。
払い戻し不可

②バリューピーチ
・受託手荷物は1個まで預かり無料。
・フライトの変更が無料。
・フライトのキャンセルOK(取り消し手数料1,100円を差し引いた差額をピーチポイントで払い戻し)。

③プライムピーチ
・受託手荷物は2まで預かり無料。
・フライトの変更が無料。
取消手数料が無料(運賃全額をピーチポイントで払い戻し)。

座席指定

行きは1列目(最前列)の広めの席を取りました。

ファストシートと言って1席につき追加料金1,390円で取ることができました。

座席指定で予約したのはBCDEで合計4席。

BCに私と夫(と息子)、DEに友人夫妻(とその息子)という並びです。

残念ながら帰りはファストシートが既に埋まってしまっていたので、一般的な座席である9列目のプレジャーシートになりました。(バリューピーチの場合は追加料金なし)

せっかくなら行きよりも帰りの座席が広くなる方がなんとなく嬉しいような気もしますが、こればかりは仕方ありません。

チェックイン

受託手荷物

私たちはバリューピーチで予約を取ったので受託手荷物を1人1個まで預けることができます。

赤ちゃん連れなので大人1人は手があくように、家族全員分の荷物をスーツケース1つにまとめました。

今回私たちが使用したのは海外旅行の時に持っていく大きなスーツケースでしたが(大・中・小でいう大)、問題なくクリアしました。

ピーチの受託手荷物の制限は「高さ/横幅/奥行」の3辺の和が203cmまでのサイズで、重さ20kgまでのものです。

 

ベビーカーやチャイルドシートは預かり無料

ベビーカーやチャイルドシートは、無料で預けることができます

ですがベビーカーは旅先の観光地でほぼ借りれるので持って行かず、チャイルドシートもレンタカー屋さんで手配済みなので私たちは持って行きませんでした。

機内持ち込み手荷物

機内にはベビーフードや飲み物、液体のミルクも持ち込むことができました。

セキュリティーチェックを受ける際に友人が持っていたハサミがひっかかり止められてしまいました。

赤ちゃんの食事の際に使用する、このようなハサミです。

没収されてしまうと結構困ると思うのですが、空港職員の方が刃先のサイズを測り、基準内なのでOKということで無事持ち込むことができました。

 

搭乗

全てのチェックを終えていよいよ搭乗する時がきました。

本当は時間があればキッズスペースで思い切り子供たちを遊ばせて体力を消耗させ、飛行機に乗ると同時に寝てくれるのが理想だったのですが…チェックインからずっとバタバタしていてあっという間に搭乗時刻になり遊ばせてあげる時間がありませんでした。

もし体力消耗作戦をお考えの方がいらっしゃったら、思った以上に時間に余裕を持って空港へ行くことをお勧めします…。

私たちが利用する関空は、ピーチの飛行機に乗る際、少しの距離ですが飛行場を歩きます。

ドキドキしながら赤ちゃんと初めての飛行機の旅に出発~!

ファストシート(最前列)でのフライト

やっぱり1列目は足元が広々としています。

ここでラッキーな出来事が判明。

1列目は通路を挟んで横に3席ずつで合計6席。

その6席のうちの1席は空席になっていました。

ということで友人ファミリーは広々と3席を使用。

CAさんにも「空いてる席に荷物を置いてもいいですよ」と促され楽々快適に過ごしていました。

 

そしてうちの息子の方はというと…

全く落ち着きがない様子。(ひえぇぇぇぇ~)

大好きなはずの抱っこ紐に入れていても、とにかく体をくねらせて、手足をガサゴソガサゴソ。

泣きはしないものの昼寝の時間よりもまだ早いので、とにかく動きたくて仕方ないという感じ。

そこで、足元のスペースに解き放ってみることに。(離陸後安定飛行しているので動くのは自由です)

すると、ようやく落ち着きを取り戻しておもちゃやお菓子の袋をガジガジとかじりながら遊び始めました。

この時、心から「1列目の座席を取っておいてよかったー!!!」と思いました。

仕掛け絵本などを1つ機内に持ち込んでおくと、いい感じに遊んでくれるのでおすすめです。

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離乳食

友人ファミリーが離乳食をやっている様子です。

1列目は当然ですが前列の座席がないので、背もたれではなくてひじ掛けからテーブルが取り出せるようになっていました。

この時も座席が広々と使えるので夫婦で協力してスムーズに食事を取らせることができていました。

途中CAさんたちが子供をあやしてくれたり、機内のエチケット袋でゴミ箱を折って作ってくれたり、離乳食で出たゴミを回収してくれたり、終始気にかけて下さっていて感動しました。

今まで独身時代に何度もピーチの飛行機に乗った経験がありますが、機内では水を頼むのも有料で、ゴミも最後に自分で持ち帰り。LCCなのでそれが当たり前だと私も思っていて、CAさんとは飛行機の乗り降りの際に挨拶を交わす程度しか関わりがありませんでした。

赤ちゃん連れになったことでこんなに丁寧にケアして頂けるのか…!と、いい意味で衝撃を受けて、感謝でいっぱいです。

赤ちゃんの耳抜きについて

赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るときに、忘れてはいけないのが「耳抜き」をしっかりしてあげること。

飛行機の気圧の変化で耳が詰まった場合、大人なら唾液を飲み込むことで簡単に耳抜きができますが、赤ちゃんは自分で耳抜きをすることができません。

ミルクやお茶を飲ませてあげることで耳抜きができるので、特に離着陸の時はこまめに水分補給をしてあげることにしました。

注意点

息子用にこのようなストローマグにお茶を入れて機内に持ち込んでいたのですが、ここで予想外の展開が…

 

蓋を開けるとストローから勝手にお茶が噴水のように溢れてしまいました。

ストローは密封性が高いため、気温・気圧の変化などによりカップ内の圧力が高まりストローの先から中身が逆流して出てきてしまうようです。(後でマグの説明書きを見てみるときちんと記載がありました)

蓋を開けているとどんどん中身が逆流し続けるので、ストローマグを使うことは不可能に。

コップに移し替えることで何とか水分を取らせることができましたが、これにはかなり焦りました。

 

こうして無事目的地である沖縄へ到着。

前半はヒヤヒヤしましたが、着陸する頃には2人の赤ちゃんはスヤスヤと眠っていたので、後半は耳抜きをする必要もなく無事2時間のフライトを終えることができました。

沖縄旅行記はこちらでまとめています▼

【復路】プレジャーシートでのフライト

楽しかった旅行を終えて、帰りは普通の座席であるプレジャーシートに乗り込みました。

行きがファストシートで広々としてた分、一段と狭く感じてしまいます。

このスペースでは赤ちゃんを抱っこしているとテーブルを広げることもできないのではないでしょうか…。

15時発のフライトだったのですが、息子はちょうど眠たい時間帯だったらしく、離陸後くらいから泣き出してしまいました。

お茶もお菓子も受け付けず、声高らかに泣く息子…。

ベルト着用サインが消えると同時に私は通路に立ち息子を抱っこしながらユラユラすることに。

するとCAさんが気遣って「よかったら赤ちゃんが眠りやすいように、暗くて静かなスペースがあるからそちらに移動されますか?」と声をかけて下さいました。

ですがその時すでに息子は目が半分閉じていて、もう間もなく眠りにつきそうだったので、お断りしました。(どんな所へ案内されるのかちょっと見てみたかった気もあるのですが…笑)

その後無事息子は入眠。寝ぐずりでトータルで約10分程泣いていたと思いますが、とても長い時間に感じました…。

それからは到着まで約2時間弱、ぶっ通しで寝てくれて助かりました。

隣のぼっちゃんも同じく熟睡中。

寝てさえいてくれたら、座席の広さは関係なくとても楽でした。

フライト後の感想・レビュー

1歳前後という年齢だと、DVDなどを見て大人しく座ってられるわけでもないので、いかに「寝かせられるか」がポイントだなぁと思いました。

行きは午前便で元気がありあまっていたのかなかなか寝てくれなかったので、午後便の方がお昼寝をしてくれて楽だったという印象でした。

また、1列目のファストシートは目の前にはCAさんの座席があって時々子供たちをあやしてくれたりと、かなり救われる場面が多かったです。

追加料金1,390円なら払う価値はあるなと思いました。

ちなみに1列目のA~C席はガラス越しにCAさんたちと目が合います(笑)

もしこの状況が気まずいなら、目の前が壁になっているの1列目のD~Fで座席指定することをお勧めします。

ただし、寝てしまえばどの座席でも同じだと思います(笑)

【2023年6月追記】

月日を経て、先日3歳で再びピーチの飛行機に乗ってきました!その時の搭乗記はこちらでまとめています▼

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