先日、友達ファミリーと横浜旅行に行き、昔からの憧れであった「横浜・八景島シーパラダイス」に遊びに行きました。
関西在住の私にとってシーパラは「よくテレビに出てくる規模の大きな人気の水族館」というイメージでしたが、実際に行ってみたら期待を裏切らない…いや、予想を上回る楽しい場所でありました。
2歳児を2人連れて、子連れで観光した時の様子をレポートしてみたいと思います。
Contents
八景島シーパラダイスってどんなところ?
八景島シーパラダイスは、横浜の八景島にある水族館・遊園地・ショッピングモール・ホテル等が集まった複合型テーパマークです。
水族館本館であるアクアミュージアム、イルカの展示を中心としたドルフィンファンタジー、動物を間近で観察することができるふれあいラグーン、乗り物アトラクションがある遊園地プレジャーランドで構成されています。
八景島シーパラダイスへのアクセス
横浜・八景島シーパラダイス
〒236-0006 横浜市金沢区八景島
TEL: 045-788-8888
電車で行く場合は海沿いの景色がきれいなシーサイドラインの「八景島駅」が最寄り駅となります。
「シーサイドライン」への接続駅は、京浜急行線「金沢八景駅」とJR根岸線「新杉田駅」です。
入場料金
八景島シーパラダイスで販売されているチケットは細かく分けると色々な種類があります。
種類が多すぎてどのチケットを買おうか迷ってしまいそうですが、主に人気なのは以下の2種類。
①アクアリゾーツパス
4つの水族館(アクアミュージアム・ドルフィン ファンタジー・ふれあいラグーン・うみファーム)を観覧できるお得なチケットのこと。
券種 | 料金 |
---|---|
大人・高校生 | 3,000円 |
シニア(65才以上) | 2,500円 |
小・中学生 | 1,800円 |
幼児(4才以上) | 900円 |
②ワンデーパス
ワンデーパスはアクアリゾーツパスに、アトラクションのフリーパスが加わったチケットです。
アトラクションとは遊園地の乗り物のことで、通常1回券の料金は300円〜1,000円ほど。乗り物にたくさん乗りたい!という方にとってはお得なチケットです。
券種 | 料金 |
---|---|
大人・高校生 | 5,500円 |
シニア(65才以上) | 3,900円 |
小・中学生 | 3,900円 |
幼児(4才以上) | 2,200円 |
その他にも夕方から利用可能なナイトパスチケットや、1年間遊び放題の「シーパラプレミアムパス」など、たくさんのチケットが販売されているので詳しくは公式サイトの料金案内を確認してみて下さい。
なお、チケットのWeb事前購入には外部予約サイトアソビューへの登録が必要です。
アクアミュージアムの見どころ
水族館本館であるアクアミュージアムは、700種類、12万点の生きものたちが生活する、日本最大級の水族館です。
イルカショー
アクアミュージアム4Fにあるアクアスタジアムでは、一日に約4回、海の動物たちが登場する見どころいっぱいのエンターテインメントショーが開催されています。
ショーが始まると横の通路までびっしりと立ち見客が並んでいますが、開始10分前くらいに到着すると空いている席に座ることができました。
私たちが行った時は通常のイルカショーと違い、かいけつゾロリとコラボした「海のどうぶつたちのニヒニヒショー」という特別バージョンでした。
バンドウイルカやセイウチ、ペンギンなどたくさんの海の生き物たちが登場するのですが…
特に感動したのが白イルカです!
貴重な白イルカが見れるのは日本でもほんのわずかな水族館だけなんだとか。
芸達者で優しいお顔をしている白イルカさん。口元が笑っているようで可愛らしいです。
全体を通してイルカたちのダイナミックなジャンプなどを間近で楽しめる、見どころいっぱいのエンターテインメントショーでした。
巨大水槽で見るスーパーイワシイリュージョン
アクアミュージアム1Fにある巨大水槽では、国内最多飼育数5万尾のイワシたちによる大迫力のパフォーマンスを見ることができます。
イワシたちがまるで1つの生きものかのように大きな群れを作り、縦横無尽に泳ぐ姿は圧巻。
イワシたちが音楽に合わせて舞い踊る「スーパーイワシイリュージョン」のイベント(約5分間)は1日3~4回の開催ですが、イベント時以外の普通の状況でも十分綺麗でした。
同じ水槽にはイワシ以外に「アカシュモクザメ」というサメも一緒に泳いでいました。
イワシやサメの他にマサバもたくさん泳いでいます。
さりげなくエイさんもこんにちは。
たくさんの魚が群れを成している様子に、子どもたちも目をキラキラさせて眺めていました。
北極や南極でくらす人気者
アクアミュージアム1Fの「氷の海にくらす動物たち」というエリアでは「ホッキョクグマ」「セイウチ」「ペンギン」を見ることができます。
特に迫力があってかっこよかったのがホッキョクグマのユキ丸くん。
水中でダイナミックに泳ぐ姿を間近で見ることができて、臨場感満載です。
ホッキョクグマの他にはセイウチも。
ペンギンさんは私たちのすぐ近くまで来てくれて、サービス精神旺盛です。
これには息子も大喜びで、いつまでも「ペンギン見るー!」と言ってなかなかこの場を離れてくれませんでした…
アクアチューブ
アクアチューブとは、ぐるーりと180度、水槽の中を進んで行くエスカレーターのこと。
人気スポットで水族館の見せ場にもなっています。
下から水槽を見上げた光景は本当に美しく、まるで水中を散歩している気分を味わうことができます♪
ドルフィンファンタジー
ドルフィンファンタジーは幻想的なイルカの水族館。
一番の特徴は、より自然の海に近い状態を再現した「アーチ水槽」になっていることです。
水槽上部には屋根がない設計で、この日は晴れていたので頭上の水はキラキラと揺らめいています。美しすぎる…
イルカたちも陽の光を浴びながら気持ちよさそうに泳いでいます。
水槽の天井側ではなく横側から見た時はよりイルカを間近に感じます。
下から見た時は海底散歩をしているかのような感覚を味わえますね。
イルカたちが悠々と泳ぐ姿をさまざまな視点から見ることができて楽しいです。
さらに奥へ進むと大きなマンボウがいる水槽もありました。
巨大マンボウと目が合った息子(笑)
驚くかと思いきやマンボウが気に入ったらしく、息子の気が済むまでしばらくここでマンボウを見続けるはめになりました…(笑)
ふれあいラグーン
ふれあいラグーンは「見る」だけでなく、「ふれあい」そして「感じる」ことで感動体験ができるエリアです。
ホエールオーシャン
ホエールオーシャンでは広々とした水槽で自由に泳ぐイルカたちの姿を見ることができます。
全体的に水槽のガラスの高さが低いので、こんなに近くでイルカたちを見ることができます。
ショーで遠くから見た白イルカもふれあいラグーンではこんなに間近で見れちゃいました。
有料で白イルカに餌をやったりおでこにタッチしたり、さらにはなんと一緒に泳いだりもできるようですが、この日の体験プログラムのチケットは全て完売となっていました。
サカナリーフ
身近な東京湾を再現し、実際に海(プール)の中に入って、そこに暮らす生きものたちとふれあうことができるエリアです。
ちょっと勇気がいりますが、ナマコやウニを触ってみることもできます。(触ってみると意外と面白い…)
すぐ近くに手洗い場があり、触る前と触ったあとは手洗いが必須です。
小さな子どもたちはふれあい体験というよりは水遊びに発展している子が多かったので、タオルや着替えもあった方が良さそうですね。
私たちはタオルを持っていなかったので、中には入らずに手を入れて遊ぶだけにしておきました。
鰭足(ひれあし)ゾーン
ヒレ足ゾーンではオタリアやアザラシなどを様々な水槽で見ることができます。
オタリアは大型のアシカ類で、トドよりは小さくアシカよりは大きい海の生き物です。結構迫力がありました。
タイミングが良ければこの円柱型の水槽から現れてくれるのでしょうが、なかなか現れてくれませんでした(笑)
中の様子が虫メガネのように巨大化して見える、面白いのぞき窓もありました。
さらに順路を進むと水の中にトンネルが出現。
トンネルを通っている間、頭上をヒレ足仲間のペンギンたちが泳いでいてなんだか不思議な気分です。
水中トンネルをくぐると、パフォーマンス広場「フレンドリーサークル」へ続いていました。
ペンギンやオタリアなどのパフォーマンス
ふれあいラグーンにあるパフォーマンス広場「フレンドリーサークル」では、オタリアやケープペンギンたちが登場するコミカルなパフォーマンスを見ることができます。
ステージの観覧席に座って待つこと数分、パフォーマンスショーが始まって可愛いヨチヨチ歩きのペンギンさんたちがやってきました。
ちなみにこのタイミングで2歳の子どもたちは2人とも抱っこされたままお昼寝モードに…
13時半というお昼寝の時間帯だったこともあり、仲良く力尽きてしまいました…(笑)
可愛くて面白いショーは大人たちだけで楽しみました♪
ショーが終わると最後にとっても素敵なおまけがありました。
それは、一人ずつペンギンを触らせてもらえるということ。
ペンギンの背中はつるつるとふわふわの間のような手触りでした。貴重な体験です。
ペンギンの背中を触るだけなら無料ですが、有料でペンギンと一緒に記念撮影するサービスもありましたよ。
ペンギンさんはじっと大人しく待っていて、本当におりこうさんでした。
海ファーム
海ファームは「海」と「食育」をテーマとしたエリアです。
魚釣りを楽しみながら命の大切さについて学べたり、釣った魚は「うみファームキッチン」でフライやグリルにして食べることもできるのだそうな。
釣り堀ではたくさんの人たちが魚釣りを楽しんでいて大人気のようでした。
子どもたちが2歳でまだあまりよくわかっていない上に、まだお昼寝中だったこともあり、私たちはこのエリアは見学しながらのんびりお散歩しただけ。
子どもたちがもう少し大きくなったら、自分で釣った魚をその場で調理して食べるという素晴らしすぎる体験をしてみたいなと思いました。
八景島シーパラダイスは見晴らしが最高
海に囲まれた八景島は、見晴らしがよくて景色が最高でした。
特にこの日はとってもよく晴れていて、初夏の風も気持ちよく最高の島日和だったように思います。
こんない眺めのいい場所ですが、子どもたち2人はスヤスヤと爆睡中(笑)
八景島シーパラダイスは水族館だけではなく、遊園地や公園もあり、屋外エリアも含めてかなり広大な敷地面積でした。
屋根がない場所の移動も多いので、雨の日よりは晴れた日の方が断然観光しやすいのではないでしょうか。
水族館以外は無料で入れる!
水族館に入ったり遊園地の乗りものに乗る場合はチケットが必要となりますが、買い物や食事、島内のお散歩などだけなら誰でも入れるようになっています。
景色が良く公園もあるので、家が近所なら私は毎日でもお散歩にやってきたいところです。
ペットを連れて入園もOK
島内はリードをつけて散歩をすることが可能になっているので、ペット連れの方を結構見かけました。
聞いてみると水族館には行かず、ゆっくりお散歩するためだけに来ているんだとか。
広くて綺麗な敷地をのんびり歩けるので、ワンちゃんたちも楽しめるかもしれませんね。
テラス席のある一部のレストランでは、ペット同伴で入店することができるところもあるようです。
赤ちゃん連れ・幼児連れはアクアリゾーツパスで十分
大人4名+2歳児2名というメンバーの私たちの場合、4つの水族館(アクアミュージアム・ドルフィン ファンタジー・ふれあいラグーン・うみファーム)を観覧できるアクアリゾーツパス(3,000円)で十分でした。
水族館はものすごく広いので、ゆっくりと休憩を挟みながら見学しているとあっという間に時間が経過していきます。
アクアリゾーツパスにアトラクションのフリーパスが加わったワンデーパス(5,500円)を購入したところで、乗り物にそんなに乗れないのでもったいないような気がします。
お子さんが小学生くらいで「たくさん乗り物に乗りたい!」という場合はワンデーパスの方が合うのかなぁと感じました。
購入するなら「直チケ」が便利!
水族館の入館チケット+交通手段のお得なセット販売などもよく見かけるのですが、残念ながらそれらを利用すると水族館の入館チケットは必ず当日にチケット売り場で引き換えしなければならず、長蛇の列に並ぶことになってしまいます…。
悩みに悩みましたが結局私たちはセット割引を諦めて、直接水族館入り口から入れる「直チケ」というものを購入することに。
結果、祝日に行ったにもかかわらず本当に並ぶことなくノーストレスで入場できたので直チケにして正解でした。
特に午前中の入場の時間帯はどうしても混み合うので、2歳児をグズらせずに並ばせるのはきっと至難の業…
事前に予定が定まっているなら直チケの購入をおすすめします。
直チケは購入後でも前日まではキャンセルが無料なので、とりあえず確保しておくというのもいいと思います。
実際に私は一度購入していた直チケを天気の関係で直前に一旦キャンセルし、別日で改めて購入した経験者です…(笑)
まとめ
八景島シーパラダイスは4つの水族館から構成されているということもあり、ボリューム満点でかなり見ごたえがありました。
私たちはゴールデンウィーク期間中に行ったということもあり、館内は混雑していてそれなりに賑わいがありましたが、屋外の水槽やプール、公園などは敷地が広いおかげで人の密度も少なく、連休中にもかかわらずゆったりと過ごすことができたと思います。
水族館だけでも素晴らしいのですが、遊園地や公園などがあることから家族連れでも、カップルのデートでも、はたまたペット連れでも、様々な人にとって最高のパラダイスになるのではないでしょうか。
横浜・八景島シーパラダイス
住所:〒236-0006 横浜市金沢区八景島
TEL:TEL: 045-788-8888
公式サイト:http://www.seaparadise.co.jp/
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