先日、ディズニーランド旅行の為に大阪(関空)から東京(羽田空港)に飛行機で行ったのですが、飛行機がかなり揺れ、すごくひやひやするフライトを経験しました。
これから子連れで飛行機に乗る方の参考になればと思い、まとめてみたいと思います。
Contents
出だしはノリノリ♪楽しみにしていた飛行機で超ご機嫌
今回のフライトは息子(2歳)にとって、生まれてから3度目の飛行機での旅になります。
1度目は大阪~那覇、2度目は大阪~羽田間のフライトを経験しているので、往復利用していることを考えると今回で5度目のフライトということに。
回数を重ねていることや、年齢も3歳に近づいたこともあり(2歳8か月)、今回は今までよりも「飛行機」という存在をかなり認識するようになり、息子にとってはとってもワクワクする一大イベントとなっているようです。
約半年ぶりの関空ですが、空港内が大幅にリニューアルされていて驚き。
保安検査を通過してからのルートがガラッとリニューアルされ、商業エリアが充実している感じでした。
今回はバタバタと通過してしまいましたが、次は早めに行って散策してみたいです♪
搭乗ゲートにて、出発前恒例の飛行機鑑賞タイム。
あいにく天気は雨模様ですが、窓の向こうに飛行機の姿が見るだけで大喜び。
乗り物大好きな息子は「あっちにも飛行機!あ!こっちにも飛行機!」と終始テンションが高くてお喋りが止まらなくなっていました…(笑)
機内に入ってからも、パパの膝の上でご機嫌に大人しく着席。
息子が離陸時にぐずらないか、さわがないか、周囲に迷惑をかけないか、と様々な不安からいつもドキドキしているのですが、今回は難なくクリア。
パパの膝の上でシールやおもちゃなどで遊んでご機嫌な様子でした。
いろんな意味で雲行きが怪しくなる機内
離陸後しばらくは安定飛行でいつも家で過ごしている時と変わらずリラックスして機内で過ごしている息子。
途中でウトウトする場面もありますが、どうやら普段は仕事で忙しいパパも今日はずっと一緒なので、嬉しくてなかなか寝たくないようです。
機内で配られたジュースを飲んだり、シール貼りをして機嫌よく遊んでいたのもつかの間…
途中で、乱気流に入ったのか機体がかなり大きく揺れるようになりました。
多少揺れるくらいなら今までも経験しているのでなんてことないのですが、今回はなかなか長時間揺れを感じています。
この辺でちょっと心配にはなってきたのですが、できるだけ他のことに気を向かせてだましだまし過ごすことに…。
しかし機体は思いのほか揺れが続き、大人の私でもちょっと酔いと恐怖を感じるほどに。ガタガタと揺れるだけならいいのですが、遊園地のフリーフォールで心臓がふわっと浮き上がるような感覚が何度か続いて、私も少しドキッとしました。
私のドキッとした表情を悟られたのか、さすがにこのあたりから息子も「こわいっ!」と言い出すように。
頭を抱えて前にかがみこみ、かなり怯えて「こわい、こわいよー!」と連呼する息子。
すかさず夫が息子をギューッと強く抱きしめて「大丈夫!絶対に大丈夫!」と声掛けを繰り返しました。
「パパが大丈夫って言ったら絶対に大丈夫!パパが一緒にいて危険なことになるはずないから!」と息子を説き伏せ、息子も「うん、こわくない、大丈夫、こわくない…」と、自分に言い聞かせるように唱え続けています。
フライト前にお喋りが止まらなくなっていた時とは比べものにならないくらいの、それはそれは超か細い声で…。怖くないと唱えながらも顔色は真っ青で表情は悲壮感が満載。
私もパパと合わさって一緒に息子を抱きしめて声かけを続けましたが、息子の辛そうな姿は母としてももう見ていられないくらい辛かったです…。
抱きしめながらなだめること数分、疲れすぎたのか息子は眠ってしまいました。
なんとか眠ってくれたことに私も夫も安堵の瞬間でした…。
私ですら怖いと感じてしまったので、恐らく息子が感じた恐怖はかなりのものだったんでしょう。
無事に飛行機が着陸したら、色んな意味で安心して肩の力が抜けた、そんなフライト体験でした…。
飛行機の揺れに効果的な対策はある!
後で調べてみたら、飛行機の揺れに対する効果的な方法というのは、いくつかあるようです。
今回の体験を踏まえて、今後の為に自分でできそうなポイントをまとめてみたいと思います。
その前に、まず飛行機がどうして揺れるのかを知っておくと、少し恐怖心を和らげることができそうですよ。
飛行機が揺れる主な原因
①乱気流によるもの
飛行機の揺れの原因は「乱気流」によるものがほとんどなんだとか。
乱気流とはひとことで言えば「大気の渦」ですが、いつどこで起こるかといった予測は誰にもできません。
パイロットはできるだけ乱気流が起こっていないところ、起こる可能性が低いところを飛行するようにしているものの、完全に回避することはできないのです。
そのため、飛行機が乱気流の中に入って飛行すると揺れが発生します。
②雲によるもの
一般的に雲のなかや、雲のすぐ近くを飛ぶときにも揺れることが多いと言われています。
特に、積乱雲などの形状が盛り上がっている雲の中を飛ぶ時は、車がデコボコ道を走るように強い揺れを感じやすくなるんだとか。
私たちが乗っていたこの日は全国的に天気が悪かったので、雨雲が多くこれらを通過する時に揺れていたのだということも考えられます。
飛行機の揺れに対する対策
気流や雲などといった自然現象まではさすがに自分でコントロールできませんが、ちょっとした工夫で揺れに対する効果的な対策を取ることができます。
私はこの存在を把握しておらず、今回はあえて選んだ座席がよくなかったことを後から知り大ショック…。
どういうことかご説明します。
①前方の座席を選ぶ
どうしても揺れが怖いという人は、できるだけ前方の座席を選ぶこともポイントです。
なぜかと言うと飛行機は、構造上後方の席ほど揺れが大きくなるとされているからです。
後方の座席では、飛行機の主翼が作り出す「バフェッティング」と呼ばれる気流の乱れが発生するので、小刻みな揺れが起こりやすいのです。
つまり、機内前方の席を選ぶと、揺れを感じにくいということ。主翼よりも前の席を選ぶと安心です。
私はこのことを知らずに、実は今回最後尾の座席を選んでいたのです。
なぜかと言うと、後方の方がオムツ交換台が近かったり、子どもが騒いだときに周囲に迷惑をかけることが少ない気がしたので…。
私はいろいろなことを考えてあえて後方部の座席を選んでいたのですが、このことにも原因があったということです。
②お腹はある程度満たしておく
飛行機に乗る前は、たとえあまりお腹が空いていない状態であっても食事をしておくのがポイントです。
人間は空腹になると、嗅覚が自然と敏感になってしまうからです。
普段とは違う空気感を敏感に察知して、揺れも感じやすくなってますますつらい思いをしなくてはならなくなります。
お腹が空いていなくても、飛行機に乗る前は少しだけ食事をしておきましょう。
ちなみに今回私たちは搭乗前に軽く食事をしているにも関わらず、揺れをかなり感じました。
食べないよりは食べる方がいいですが、食べたからといって必ずしも揺れを感じずにすむわけではありません。
③機内のエンターテイメントを利用する
飛行機の揺れを意識すればするほどに恐怖を感じてしまうため、「気にしない」ことも大切。
子どもの気を引くアイテムとして、Fire タブレットなんかもおすすめです。
事前に好きな映画をamazonプライムでダウンロードしておけば、フライト中快適に視聴することができますよ。
まとめ:実は揺れはとても小さい
乱気流や雲の影響を受けて揺れると、機内ではすごく揺れているような気がしますが、実は飛行機を外側から見てみると、ほとんど揺れていないように見えるんだとか。
体感で感じる揺れは激しくても、飛行機の飛行に影響がでるものではありません。
飛行機が揺れる仕組みを理解して、親がまずどんと構えておくことで、子どもにも恐怖心を植え付けることなく楽しいフライトの思い出にしたいですね♪
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