最近、周囲でちらほら見かけるようになり気になっていた「ベビーカーステップ」というものを購入してみました。(別の言い方では「バギーボート」なんていう言い方もするんだそうです。)
少し前までは「ベビーカーステップ」とはなんぞ?という感じだったのですが、ある程度使ってみて良いところ、悪いところが色々わかってきたので使用感をまとめてみたいと思います。
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ベビーカーステップとは?
ベビーカーステップとは、1人乗りのベビーカーに後付けすることで、同時に2人の子どもをベビーカーで運ぶことができる商品のこと。
色々なメーカーから発売されていますが、私は楽天で「Rozallyベビーカーステップ」というものを購入しました。
購入した時のお値段は税込3,980円で送料無料。
買うかどうか悩んでも、これくらいの金額ならハードルも低く手が出しやすいので「失敗してもいいか!」くらいの気持ちで購入してみました。
何歳から何歳まで使える?
ベビーカーステップを使用する対象年齢は一般的に2〜5歳頃と表記されているものが多いです。
Rozallyベビーカーステップの場合、公式サイトでは対象年齢についてはっきりと明記されていませんが、「耐荷重25kg」というのが目安になっているようです。
我が家の息子は現在3歳で体重約13㎏なので、問題なく使用できそう。
25㎏まで使えるなら、だいたい小学校低学年くらいまで使えるかもしれませんね。
ベビーカー嫌いの一人っ子でも大活躍
ベビーカーステップは2人目の子供がいる家庭向けと思いきや、実は一人っ子でも大活躍だという口コミもたくさんあります。
我が家には子供が1人なのですが、1歳を過ぎたあたりからベビーカーにあまり乗ってくれなくなってきたので、なんとかベビーカー嫌いの息子でも利用できるいい方法はないか?と模索してたどり着いたのが購入のきっかけです。
息子の場合、最初の数分ほどは普通にベビーカーに乗ってくれるのですが、少し飽きてくると「ベビーカーいやだ!降りたい!」と言い出して、自分で歩くのに疲れてきたら今度は「ママ、抱っこ!」と言ってぐずりだしてしまうのが今までの定番の流れ。
片手で息子を抱っこして、片手で空のベビーカーを押すをいうのがかなり親の負担になっていました。
ですが、ベビーカーステップを取り付けてみたところ、機嫌よく立って乗ってくれるようになったのです。
これもまた飽きてくる場合があるのですが、飽きてきたら通常スタイルでベビーカーの座席に座らせる→また飽きたらベビーカーステップに立たせるということを繰り返すことで、抱っこしなくていい時間が増えたのでかなり効果があるように思います。
使い方は、手持ちのベビーカーに付けるだけ!
付け方はいたってシンプルで、手持ちのベビーカーにマジックテープが付いたベルトを巻き付けるだけ。
しっかりとホールドさせるためにはきつめに巻き付けた方がいいので多少力は必要ですが、特に難しい作業ではありません。
我が家はアップリカの超オーソドックスなタイプのA型ベビーカーを利用しているのですが、何の問題もなく取り付けることができました。
ほぼ全てのメーカーのベビーカーに対応しているというとのことですが、中には対象外のものもあるかもしれないので、購入前には手持ちのベビーカーが対応しているか、しっかり確認してくださいね。
対応機種
アップリカ、コンビ、クイニー、バガブー、ニューウェルブランズ・ジャパン、グレコ、エアバギー、リッチェル、ピジョン、グッドベビー、ホワイトレーベル、五十畑工業、エンドー、日本育児、サイベックス、ベビーゼン、ストッケ
乗り心地・押し心地
購入時3歳3か月だった息子は、このベビーカーステップを一目見た瞬間から大喜びでした。
台座の上に立って乗ることができるので、スイスイと歩いている感覚になるのかベビーカー嫌いの息子でもいつまでも降りたいということがありません。
押している腕の中にすっぽり入る形で立っていてくれるので人ごみでも安全だし、大人のスピードで進めるので親としても大助かり。
押す側としては、足元のスペースが少なくなるので歩幅をやや小さめにする必要があります。
普通に押して歩きづらいようであれば、少し横側に立って押す方が楽かもしれません。
押す側の人は工夫が必要になりますが、今のところ特別不便と感じるほどのことではありません。
座って乗ることもできる
息子は基本的に立って乗ることが多いですが、Rozallyベビーカーステップは実は座って乗ることもできる2way仕様になっています。
サドルもしっかりしているので安定して座れています。
お尻痛くない?と聞いてみたところ、特に痛くもないらしく「楽しい」とのことでした。
息子はまだまだ集中力がないお年頃なので、気分によって立って乗ったり、座って乗ったりを選べるのはかなり強みになっています。
ベビーカーの座席→ベビーカーステップに立ち乗り→サドルに座り乗りというように、選択肢が増えることで飽きずに楽しんでくれているので親の負担は激減。
特に真夏のお出かけ時なんかは暑すぎてとても抱っこしていられないので、ベビーカーで機嫌よく移動してくれるのはありがたい限りです…。
使わない時はベビーカーに吊り下げて持ち運べる
出先で急に「乗らない」となった時に便利なのは、ベビーカーの持ち手があるところにベビーカーステップを吊り下げる方法。
専用のベルトが付属しているので、使わないときはサッとハンドルに固定するだけでスリムに収納することができるようになっているんです。
ちなみに収納している状態でも、ベビーカーステップ以外の荷物も一緒に吊り下げることはできています。
この状態なら押す人の足に干渉することもないので、通常時と同様に走行できて快適。
ベルトは代用品でなんとかできるかもしれませんが、最初から付属しているに越したことはありませんよね。
こういう「痒いところに手が届く」感じが、ユーザーの声から出来上がった製品という気がします。
デメリット
ちょっとした段差でも持ち上げるのが大変
これは元々使用しているベビーカーにもよるかもしれませんが、段差は越えにくくなると思います。
我が家が使用しているベビーカーは軽量なので、普段から段差を越える時には力をぐっと入れなければいけないタイプ…。
ベビーカーステップを付けることでさらに重量が増すので段差を越えにくくなります。
全く越えられないわけではありませんがややストレスに感じやすいので、段差が多い場所では不向きかと思われます。
狭い場所では使いにくい
ベビーカーステップを付けていると大回りしないといけないので、狭い道には不向きかもしれません。
幅を取るので狭いエレベーターなら乗るのも難しいと思います。
つけた状態でベビーカーを折り畳むこともできますが、つけていないときと比べるとやはりかさばるので、その辺が難点かもしれません。
ですが私の軽自動車のトランクにもなんとか積むことができているので、慣れてしまえば結構平気だったりもします。
ベビーカーステップはどこで買える?
私が購入したベビーカーステップは、トイザらスや西松屋では販売しておらず、ネット販売のみでした。
私は楽天で購入したのですが、注文してすぐに届き、段ボールもスリムで片手で持てるくらいのサイズ感なところも良かったです♪
さらに365日間の長期満足保証付きで、全額返金保証や無料交換対応も行ってくれるシステムもあるから安心。(これは楽天だけかも…?)
「購入したけど結局乗ってくれなかった」という場合でも返品を受け付けてくれるようなのですが、我が家の息子は気に入って乗ってくれているので返品はしなくて良さそうです。
まとめ・使う場所を選ぶけどあるとかなり便利!
小回りがきかない分不便に思う時もあるのですが、テーマパークなどの段差もあまりなくてフロアの移動をしなくていい場所で大活躍すると思います。
USJなどに行く時は1日中ベビーカーを使って動き回るので、なくてはならない必須アイテムとなりました♪
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