最近、新しく「くもんの日本地図パズル」というものを購入してみました。
親子で遊んでみるとなかなか面白いので、レビューしてみようと思います。
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遊びながら楽しく日本地図が覚えられるくもんのパズル
このパズルの最大の特徴は、楽しく遊びながら日本地図を覚えられるというところ。
対象年齢5歳以上となっていますが、我が家の息子は4歳で楽しんで遊んでいます。
パズルが好きな子なら、もしかしたら3歳くらいからでもできるかもしれません。
一見普通のパズルのように見えるのですが、さすがくもんのパズル。
実は、子供でも楽しんで遊べるように細かな工夫が施されているのです。
地方ごとに色分けされていてパズルのヒントになっている
「基本ピース」は、8つの地方ごとに色分けされているので、初めてでも色と形をヒントに無理なく日本地図を作ることができるようになっています。
よ~く見てみると、パズル台には都道府県の境目がわかるように薄く線が入っているので、このラインもヒントになっています。
最初はパッケージのお手本を見ながら色をまねてパズルを完成させていた息子ですが、慣れてきたら色の場所を覚えて簡単に完成させていくようになりました。
北から順番にパズルをはめていき、「ママ、半分までできたよ!」と報告してくれる息子。
「4つ(4色)できたから、あと4つだね!」
そう言って楽しそうにパズルを続けていきます。
日本地図は大きく分けて8つの地方に分かれているんだということが自然に学べるのですごい。
さらに、これだけではありません。
慣れてきたら、すべて1色で色のヒントがない「発展ピース」というものがあるのです。
これも繰り返し遊んでいるうちに形を覚えていきあれよあれよとマスターしていきました。
発展ピースで遊ぶようになったら基本ピースは不要になるのか?と当初は思いましたが、そんなことはなくて毎回ランダムにどちらのパズルも使って遊んでいます。
2種類のパズルがあることで、どうやら飽きずに楽しく遊んでいるらしい。
ピースがとにかく頑丈で遊びやすい
このパズルのいいところは、ピースがとても頑丈だということ。
硬い素材なので子供が多少乱暴に扱っても紙のピースと違って破れたり壊れたりすることがありません。
小さな子供でも扱いやすいように、ピースにはほどよい厚みがあるので簡単につかむことができます。
難点があるとすれば、「大阪府」や「東京都」のように面積が小さな都道府県は、ピースが小さいのでもしかしたら低年齢の子なら少しつかみにくいかもしれません。
まぁこれはこれで面積の狭さを目で見て感じることができるので、ある意味勉強になるのかもしれませんね。
見た感じ、4歳の息子は今のところ問題なく扱えているようです。
付属のひらがなシールがついている
パズルのピースは最初は無地+漢字で都道府県名の記載がある状態ですが、付属のひらがなシールを付けることができるようになっています。
息子は漢字がまだわからないので、我が家ではひらがなシールを貼っています。
ひらがなはゆっくりならだいたい読めるようになってきたというレベルの息子。
ひらがなシールがあることでパズルのヒントになっているし、また逆に、パズルをすることでひらがなの勉強にもなっているという相乗効果を感じます。
色々なことに好奇心が働く年頃なのか、興味があることをどんどん吸収していくので、「ちばけん」→「あ!ディズニーランドがあるところだ!」などと、文字と地理をどんどん覚えていってくれるのがすごい。
例えばピース自体に地域の名産品のイラストなどが載っているのもいいのかもしれませんが、情報過多になるとかえって子供が見にくいかもしれないので、個人的にはこのシンプルなピースが気に入っています。
地理の概念ができる
例えばテレビのニュースで「東京でゲリラ豪雨です」という中継を見たときに「東京ってなに?」と息子がふいに聞いてくることがあるのですが…
以前までは、「自分たちの住んでいるところは関西で、東の方には東京という場所もあるんだよ。」と教えるのに苦戦していたりしたんです。。。
それが今では、「日本のこの部分のことだよ」と教えるだけで完了。
日本には色々な地域があってそれぞれに名称があるということを、パズルを通してなんとなく理解してくれるようになりました。
子供が日々過ごすエリアはとても狭い世界なのかもしれませんが、実際には知らない場所がたくさんあるという想像が少しはできているのかもしれません。
日常のふとした時に地名を聞いて「あ、これパズルで見たことあるな」と地図を頭で思い描けるようになってくれたら嬉しいです。
想像して地図を頭で思い描くという作業は、地頭を良くする助けになるのでは…?と感じつつあります。
新幹線とリンクして学ぶことができる
これは後から気が付いたことなのですが、パズルで遊びながら息子が大好きな新幹線や電車のルートと合わせて学ぶことができるというメリットもありました。
日頃から好きでよく見ているこちらの新幹線の絵本。
地図に沿ってそれぞれの地域で活躍する鉄道が描かれている、私も大好きな絵本です。
都道府県の名称を覚えてからは絵本を読むたびに
「あ、ここ、ほっかいどうのパズルと同じ形だ!」
「あ、ここはきゅうしゅうだ!」
などと言って、知っている形や都市がどんどんリンクしていくのです。
好きなものたちが一つにつながっていくのって、すごく面白いし好奇心が広がっていいですね。
何度も繰り返し遊ぶことでどんどん精度が上がる
楽しく遊んでいる時ほど「もう一回!」と言って何度もやることを求めてくる我が家の4歳児。
でもこの何度も繰り返し遊びたがるのって、きっと我が家だけではありませんよね?
子供特有の「何度も繰り返し遊ぶ」という行為によって、着々と地理を記憶していく息子…。
今まではアンパンマンのパズルだとか、ディズニーのパズルなどを好んでよく遊んでいましたが、どうせ何度もやるなら知識になるパズルの方がお得な気がします(笑)
(もちろんアンパンマンやディズニーもいいんですけどね!!)
最初はパズルを持って毎回「これどこだっけ?」と私に聞いてきていた息子ですが、今では聞いてくることもなく自ら楽しそうにピースをはめ込んでいくようになりました。
私も一緒になってパズルで都道府県名の勉強をさせていただき、親子で楽しい時間を過ごすことができています。
まとめ
都道府県は小学校で本格的に習う時がくると思いますが、遊びを通して基礎ができていると学ぶ時のハードルが低くなりいいかもしれません。
塾通いや自宅でドリル学習をしなくとも、遊び感覚で学べるものをうまく取り入れていけたらいいなと思います。
■くもんの日本地図パズル
■対象:5歳以上
■本体サイズ(本体広げた状態):横31.1×縦27.7×1.2cm
■パッケージサイズ:横31.0×縦28.3×奥行5.9cm
■全体重量:約1,100g
■JANコード:4944121548200
■ISBNコード:9784774334455
■商品コード:54820
■品番:PN-33
■セット内容:パズル台:1個、ピース:基本47個、発展47個、都道府県名確認地図(うら面は白地図)、おもな特産物・名所の地図(うら面は日本の世界遺産の地図)、地形図(うら面は解説書):各1枚、ひらがなシール・目かくしシール):1枚、ピース収納袋:2枚
■材質:パズル台:ABS、ピース:ABS、収納袋:PE、地図:紙
■生産国:中国
■発売年月:2023年08月
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