先日、仲良しファミリーと一緒に「プチ海外旅行」を体験できると言われている太陽公園に行ってきました!
兵庫県姫路市にある太陽公園は、世界の建造物や遺跡のレプリカを多数設置した「石のエリア」と、中世ヨーロッパの古城をモチーフに再現された白鳥城がある「城のエリア」の2つで構成されているテーマパークです。
大人4人と0歳の赤ちゃん2名(生後8ヵ月と生後9ヵ月)で行った時の様子をレポートしてみたいと思います。
Contents
石のエリア
まずは、世界の建造物や遺跡のレプリカが見れる「石のエリア」から行ってみることに。
入口付近には様々な国旗が掲げられていて、早くも何がメインなのかがよくわからなくなっています。
入口は凱旋門(フランス)
入場ゲートは、パリにあるあの有名な「凱旋門」です。
最初からいきなり惜しげもなく現れたワールドワイドな建造物に意表を突かれ、一同驚愕。
ちなみに以前、実際に私がパリで凱旋門に行った時の写真がこちら。
正直言って雰囲気を真似てるだけかなと思っていたのですが、実際に見比べてみると意外とレリーフまで細かく再現されていて驚き!(失礼)
大都市パリの街中でみるよりも、姫路の山奥で見る方がむしろ迫力と凄みを感じるような気もします(笑)
ゲートをくぐってさっそく中を散策していくと…
いかにも中国っぽい石像が、いたる所に登場。
ヨーロッパ旅行に来たと思ったら今度はいきなりアジア?!
兵馬俑展示館(中国)
兵馬俑(へいばよう)とは、古代中国で死者とともに埋葬された兵士や馬をかたどった像のことで、ここ太陽公園では秦の始皇帝陵として発掘された場所が再現されているんだとか。
本家の「秦始皇帝兵馬俑坑」は現在中国で世界遺産として登録されていますが、まさか姫路の山奥でこんな大掛かりなものが再現されているとは…。
中には兵馬俑のレプリカ1000体が展示されており、実際に発掘された時の現場を実物大で再現しているそうです。再現する規模がすごすぎやしませんかね…。
よく見るとひとつひとつ服装も表情も微妙に違っています。
実際見てみるとかなりの迫力!少々マニアックですが、おそらく中国の歴史好きの方にはたまらないスポットですね。
私は漫画「キングダム」が好きなので結構テンションが上がりました(笑)
万里長城登城門(中国)
中国に存在する城壁の遺跡である万里の長城の入り口。そしてここでもたくさんの石像がお出迎え…
太陽公園の万里の長城はなんと全長2kmにも及ぶという本気度。
見学はなかなかいいウォーキングになります。
イースター島のモアイ像(チリ)
チリ領イースター島にある人面を模した石造彫刻であるモアイ像。
まず、本物の写真はこちら。(Wikipediaより)
太陽公園ではこう。
なんだかモアイ像の目に違和感を感じます。
後ろ側から見ると目の違和感はなくなりました。
ベタに並んでみました(笑)
自由の女神(アメリカ)
アメリカの自由と民主主義を象徴する、説明不要のニューヨークのシンボル。
まず、本物の写真はこちら。(Wikipediaより)
太陽公園ではこうです。
本物では不可能ですが、太陽公園では横に並ぶことができます(笑)
マーライオン(シンガポール)
マーライオンはシンガポールにある、上半身がライオン、下半身は魚の像。
まず、本物の写真はこちら。(Wikipediaより)
太陽公園ではこんな感じ。
どこか哀愁漂う感じが否めません…
小便小僧(ベルギー)
小便小僧はベルギーの首都ブリュッセルにある、放尿する少年のブロンズ像。
まず、本物の写真はこちら。(Wikipediaより)
これが、太陽公園では一体どうなっているのかというと…
こうです。
なんか多い!!!(笑)
数といい配置といい、何とも言えないシュールさがありました…
人魚像(デンマーク)
デンマーク・コペンハーゲンにある、童話『人魚姫』をモチーフにしたブロンズ像。
まず、本物の写真はこちら。(Wikipediaより)
いつかコペンハーゲンに行って見てみたいと思っていましたが、太陽公園で見ることができました。
こうです。
(この人魚姫はどうやって泳いできたの…?)←心の声
そう言えば「マーライオン・小便小僧・人魚姫の像」って実は「世界3大がっかり名所」とも言われていたりしますよね。
一度は見てみたいけど現地に行くのはちょっと…と言う場合は、太陽公園で手軽に見るのがちょうどいいかもしれません(笑)
ピラミッドとスフィンクス(エジプト)
世界でもっとも有名な遺跡とも言えるピラミッドと、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在であるスフィンクス。
まず、本物の写真はこちら。(Wikipediaより)
太陽公園ではこうです。
老朽化は否めませんが、遺跡としてはリアルな気もします。近くで見ると結構大きくて迫力がありました。
ピラミッドの階段を登ると中を見ることができ、中央にはツタンカーメンの黄金のマスクのレプリカが展示されているという徹底ぶり。
いい加減なのか、本気なのか、再現度や完成度にばらつきがあり、作品を見れば見るほど翻弄されていきます(笑)
天安門広場(中国)
天安門広場は中国の北京にある、世界最大の広場。東京ドーム約10個分の巨大な空間で北京のランドマークにもなっています。
まず、本物の写真はこちら。(Wikipediaより)
太陽公園ではこう。
本物にある毛沢東の肖像画はありませんが、迫力があり実物とよく似ているように思います。
なんと、中国で施工した後で解体して運んだもので、現地の職人さんをよび手書きで着色しているという筋金入りの気合いの入りよう。
特に中国の建造物に対して、太陽公園の本気を感じます。創設者の方は中国や歴史が好きなのかな?
そしてなぜか天安門広場の反対側には鎧を着た巨大な埴輪がいました。
なぜここに埴輪がいるのかはわかりませんが、「なんでもあり」「細かい所は気にしない」というスタンスが見えてきて、だんだん太陽公園の虜になってきている自分もいます(笑)
世界一大きな5円玉
歩いていると突如現れた巨大な5円玉。穴に入ってしまうこともできるくらいの大きさです。
施設内には5円玉だけでなく、中国のお金も飾られています。しかもこれまた巨大。
もう何でもありすぎて、驚かなくなってきました(笑)
石のエリアは所々に石畳みや坂道が点在していて、ベビーカーユーザーの友人ファミリーは結構辛そうでした。
行くならベビーカーはできれば無しで、なおかつスニーカーを履いて行くことをオススメします。
敷地面積は石のエリアだけでなんと約4万坪なんだそうな…!!これだけの広大な敷地にたくさんの建造物。総工費はいったいいくらかかったのか、想像するだけで恐ろしいです。
城のエリア
城のエリアのメインとなる白鳥城(はくちょうじょう)は、ドイツにあるノイシュバンシュタイン城を3分の2スケールで再現しているお城です。
ちなみにドイツにある本物の写真がこちら。(Wikipediaより)
そして太陽公園の白鳥城の写真がこちら。(公式サイトより)
なかなかドイツの本物に見劣りしないゴージャス感があります。
山々に囲まれた雰囲気も忠実に再現されています。
ウエルカムスペース
白鳥城のふもとにはウエルカムハウスがあり、売店や飲食店が入っています。
ちょうどクリスマスのシーズンだったので広場は飾り付けされていました♪
ウエルカムハウスではベビーカーの無料レンタルも可能です。
城内は石のエリアと違ってバリアフリーになっており、車椅子でもベビーカーでもスムーズに見学できるようになっているので、我が家もベビーカーをお借りすることにしました。
レストラン「スワン」
レストラン内は広々としていて座席もたくさんありました。もちろんベビーチェアも完備!お昼の時間帯から少しずれていたからか、なんと私たちのグループで貸し切りでした(笑)
メニューは穴子丼やカレーや和風・洋風定食など。券売機で食券を購入するシステムでした。
食事スペースの横にはありがたいことにキッズスペースが設けられています。
それにしてもプーさんの数がすごいことに…(笑)
レストランの壁面には山田孝之さんやムロツヨシさんなど、有名人のサインが飾られていました。どうやら勇者ヨシヒコの撮影が白鳥城で行われたようです。
昼食がすんだら次はレストランすぐ横にあるモノレール乗り場へ。上の方にあるお城の入り口を目指して出発です。モノレールは一度に80名も収容できるらしく、ベビーカーでそのまま乗車可能でした。
白鳥城内部
モノレールの乗車時間約3分でお城の入り口に到着。
近くで見るとなかなかの迫力。お城がでかすぎて写真に入りきりません。
勇者になった気分で(笑)ドキドキしながら中へ入っていきます。
トリックアート
お城内にはそれぞれのフロアにたくさんのトリックアートがありました。
橋の上のトリックアート
恐竜のトリックアート
ビルから落ちそうなトリックアート
ハイハイ期の赤ちゃんにちょうどいいトリックアート(笑)
ジンベエザメのトリックアート
海の中のトリックアート
宇宙まで出発!?
イルカと触れ合えるトリックアート
カバの歯磨きができるトリックアート
3段ケーキのトリックアート
天使の羽のトリックアート
写真撮影向きの様々なコンセプト空間
城内には写真スタジオのようになっている部屋がたくさんあり、装飾や小道具がたくさん用意されていました。
好きな衣装を着てコスプレ撮影を楽しめるようになっているようです。なんと太陽公園には更衣室も完備。
※本格的にコスプレ撮影を希望するなら事前予約になるようです。(コスプレ撮影希望の方はこちら⇒https://www.taiyo-park.com/about-cosplay.html )
シャンデリアの部屋
部屋もシャンデリアのライトも調光が可能で、部屋を暗くしたりライトを明るくしたり。光の加減で雰囲気のある写真撮影もできそうですね。
赤ちゃんたちはとにかくシャンデリアに興味津々…
何もない真っ白な部屋
真っ赤な部屋
洋風な街並み
可愛らしいガイコツでハロウィン風
武器屋
純和風の部屋
お姫様の昼下がり
お姫様とは程遠い人物で残念…。。。
壁面も映えスポットですね~
ヨーロピアンな街並み
外国を観光しているような写真になりました♪
王座の間(6F)
一国の王の気分で誇らしげに座る夫。
よわい8ヵ月の王様。いや、王子様?
神殿の間(7F)
豪華な食卓セットがずらりと並んだ神殿の間。
白鳥城は牙狼(GARO)の撮影地としても使われたようで、食卓横のモニターで撮影風景の様子も紹介されていました。
食卓にあるマカロンやお花は本物ではありませんがかなりリアルです。
西洋の甲冑に興味津々の夫。
神殿の間には大きなクリスマスツリーもディスプレイされていました♪
まとめ
世界の建造物も、お城のつくりもとても豪華で非現実空間を楽しむことができました。
特に白鳥城内は天候の影響も受けずに通年で楽しめる場所だと言えます。
城のエリアには各所にベビールームもあり、赤ちゃん連れでも何不自由なく過ごすことができました。
スタンプラリーや宝探しもできるようなので、子供が大きくなったらまた違った楽しみ方ができそうなのでもう一度行ってみたいなと思いました♪
入場料は石のエリアと城のエリア合わせて大人1人1,500円(入場料1,300円+モノレール往復料200円)でした。
1,500円で世界旅行ができるのならかなり安いのではないでしょうか。
写真スポットがたくさんあるので、複数人数で行ってお互いを撮影し合うと楽しさが倍増すること間違いなしです!
太陽公園
〒671-2246 兵庫県姫路市打越1342-6
TEL:079-267-8800
公式サイト:https://www.taiyo-park.com/