先日、家族でディズニーランド旅行へ行き、舞浜にあるシェラトン・グランデ・トーキョー・ベイホテルに宿泊しました。
なぜこのホテルを選んだのかというと…ずばり、ホテルの部屋からパークと花火が見たかったからです。
Contents
シェラトン・グランデ東京ベイ(舞浜)はパークに一番近いオフィシャルホテル!
なんといっても一番推しポイントなのは、シェラトン・グランデはオフィシャルホテルの中でパークに一番近いホテルだということ。
ホテルの位置がディズニーランドとディズニーシーの境目付近に建っているため、両方のパークの雰囲気が味わえるのも特徴です。
我が家は2歳の息子がいるので、利便性を考えてパークから近いことを優先しました。
ホテルからパークまでの所要時間は?
ホテルからパークまですぐ近くといっても、徒歩で行けるほどではありません。
どれくらいの所要時間がかかるかというと、子連れの足で約30分ほどでした。
うーん、近いような近くないような…(笑)
ただし、あくまでもこれは2歳の息子と一緒に行動しているからだと思いますが。
ホテルからディズニーランドまでのルート
ホテルからディズニーランド、またはディズニーシーまでのルートは以下の通り。
ルート
①ホテル~ベイサイドステーション(すぐ目の前です)
②ベイサイドステーション~東京ディズニーランド(リゾートライン3駅)
または
②ベイサイドステーション~東京ディズニーシー(リゾートライン1駅)
ホテルが超巨大なので、部屋を出てから出口まで行く時間や、リゾートラインの待ち時間(数分間隔で運行しているのですぐ乗れます)、階段の上り下り等の時間を全て含めてトータル約30分という所要時間でした。
我が家は2歳の息子がいるのでこれくらいの時間を要しましたが、大人だけの足ならざっと15分ほどでパークへ行けるような気がします。
ホテルからパークや花火は見える?
シェラトン・グランデに宿泊した場合、ホテルの部屋からパークも花火もしっかりと見ることができます。
ただし、場所によっては見えない部屋もあるので要注意。
ホテルはパークに面して建っていて、パークが見える「パークビュー」側のお部屋と、海が一望できる「オーシャンビュー」側のお部屋とがあるのです。
パークや花火が見たいという場合はパークビューのお部屋をリクエストしましょう。
パークビューのリクエストは通るの?
私はホテルの予約をネット(楽天トラベル)で取った後、直接ホテルに連絡をいれてパークビューのリクエストを入れました。
その時のホテル側のお返事としては、「当日の状況によるので確約はできないけど、優先はします」という返答でした。
結果、宿泊日当日にホテルに行くと、無事にパークビューのリクエストを通していただくことができました♪
ホテルから記念日サプライズもあり
さっそくお部屋に入ると、ベッドの上に「ご結婚記念日おめでとうございます」というメッセージと共にタオルアートがお出迎え。
え、なぜホテルが記念日を知っていたかって…?
それは、事前に言っていたからです(笑)
旅行当日がちょうど結婚記念日だったので、パークビューのリクエストをする時のアピール材料にしてみました。
「今回の旅行は結婚記念日を兼ねて、息子が産まれて初めてのディズニーランド旅行なんです。ぜひともパークビューのお部屋をお願いします!!」と猛アピール(笑)
旅行日と結婚記念日とが重なったことは正直たまたま仕事の休暇による都合だったのですが、リクエストを通してもらうためのアピールポイントとして利用してみました。
すると、対応して下さった方が間違えて「大切なお誕生日の記念日に、当ホテルを選んで下さりありがとうございます。」と言われ、「あ、誕生日でなくてなくて結婚記念日なんです…。でも、実は誕生日ももうすぐなんですけどね~。」というやり取りに発展。
そんなこんなで、数日後にやってくる私の誕生日の記念まで追加されたのでした。
自分で連絡して自分の誕生日を伝える流れになってしまい、なんだか恥ずかしい限り…(笑)
でも、こうしてちょっとした心配りをしていただく事ができて、素敵な記念日の思い出ができたので嬉しかったです♪
タオルケーキはもちろん速攻で息子のおもちゃとなりました。
子連れ旅行におすすめの部屋「PARK WINGルーム」
私たちが選んだのはPARK WING(パークウイング)ルームというお部屋タイプ。
PARK WING棟は2016年にできた新しい棟なので、古くさい感じがなくて設備面でも快適。
新しい所もポイントなのですが、さらに決め手になったのは「お風呂に洗い場がある」ということでした。
シェラトン・グランデには様々な部屋タイプがありますが、洗い場があるのは以下の部屋タイプのみ。
- グランデルーム
- トレジャーズルーム
- PARK WINGルーム
- ドッグフレンドリールーム
- ジャパニーズスイートルーム
小さなお子様連れなどで洗い場を求める場合はこれらの部屋タイプを選びましょう。
PARK WINGルームのインテリア・設備
PARK WINGルームは、南国のシーサイドリゾートをイメージした開放的な雰囲気のお部屋。
壁にはヤシの木のオブジェがあり、リラックスできる優しい雰囲気のカラーでした♪
お部屋の広さは38.5㎡なので結構広めで、窓際にはソファスペースがありました。
ワークデスク、大きなテレビも完備。
無料のお水や電気ケトル、その下には冷蔵庫が備え付けられています。
余談なんですが最近我が家で大ブームのLakshimi(ラクシュミー)のはちみつ紅茶。洗練された味わいでめっちゃ美味しいです。
ハマりすぎてディズニー旅行にも持参(笑)ホテルにはインスタントのコーヒーやお茶の用意がありましたが、滞在中もずっとこのはちみつ紅茶を夫婦で飲んでいました(笑)
このはちみつ紅茶のおかげで、ディズニーランドを出てからもくまのプーさんの世界観に浸ることができる♡(ような気がする)
洗面スペースはこんな感じ。歯ブラシなどのアメニティは引き出しの中に入っていました。
洗面スペースからこちらの浴室へ続いています。
大きな浴槽がかなり快適。子連れ旅行の時は洗い場があると本当に助かります。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープ。
お部屋には2泊分の入浴剤も用意してくれていて、これがすごくいい香りでした。
夫と息子が寝た後で、私はゆっくりバスタイム…パークで歩き疲れた足をマッサージしながら入るお風呂は、最高のリラックス空間でした♪
眺望:パークが良く見えて最高!
この通り、お部屋からはパークの風景が一望できます。シーのプロメテウス火山もくっきりと見えました。
ちなみに9階(9109号室)からの眺めです。
ふと横に視線をずらすと、シンデレラ城も目視できました。
2歳の息子は窓の外の景色にくぎ付けに。それもそのはず、窓の向こうにはパークが見えるだけでなく、リゾートライン(ミッキーのモノレール)が通る姿まで見えるんです。
数分おきの間隔でリゾートラインが通るので、乗り物大好きな2歳児にとっては楽園のようなシチュエーションです。
パークに行かずとも眺望だけでこんなに楽しめるホテルはなかなかないのではないでしょうか。
息子が窓のへりに立つのが危なくて嫌なので、即席でソファの位置を変えて景色鑑賞スペースを作ることに。
これなら自分で登って安全に外を眺められるので安心です。
パークから帰ってきた後も、この鑑賞スペースで夜遅くまで灯るネオンを眺めるのがなんとも癒しでした。
テレビでディズニー映画は見れない。ただし…
ディズニーのオフィシャルホテルだし、ディズニーチャンネルくらい見れるのかなぁ〜?なんて淡い期待をしていましたが、それは無理でした(笑)
ただし、手持ちのスマホとリンクさせてYouTubeなどを見ることは可能な模様。(設定などがよくわからないので、我が家は利用せず)
適当にチャンネルを回しているとムービーチャンネルでかなり古そうなランボーの映画がやっていました。
「あ、ランボーやってる!」と夫が言うと、なぜか息子がランボーというワードに反応。そして「ランボー、ハチマキしてる~!」と目を輝かせて大喜び。
「ランボー」という響きがいいのか、シルベスター・スタローンのハチマキ姿がいいのか、なぜだかわかりませんが2歳の息子もランボーが気に入ったようです(笑)
家では普段ディズニーチャンネルを見ていることが多いのですが、この日はランボーのおかげで息子も機嫌よくテレビを見ていてくれたので助かりました。
ありがとう、ランボー(笑)
そしてこれ以降、タオルケーキについていたリボンを頭につけて「ランボーと同じ!ハチマキ!」と言ってなかなか外してくれなくなるのでした…
ベッドを連結させてもらうアレンジも可能
息子の寝相が激しく悪いため、事前にホテルに相談すると2つのベッドを連結させた状態でお部屋をセッティングしてくれていました。
横にはベッドガードまでついているので、転落の心配もありません。
息子は大きなベッドでテンションMAXに。
転落の心配はありませんが、ベッドの真ん中には微妙なつなぎ目があるのであしからず。
そしてなぜかわざわざそのつなぎ目で気持ちよさそうに眠る息子…(笑)
眠る時までランボーのハチマキを離しませんでした…相当気に入ったんだね。。。
ホテル館内の設備
ロビーがクリスマス仕様に!
私たちが泊まったのは11月だったこともあり、ホテルはすっかりクリスマスモードに。
こういうラグジュアリーなホテルの飾り付けって、豪華でテンションが上がります。
息子も大きなクリスマスツリーに興味津々。
ホテルのいたる所に可愛いホリデーシーズンのフォトスポットがありました♪
中でもひときわ目を引いたのが…
こちらのツリーとSLのコラボレーションです。
クリスマスの雪景色の中を、SL機関車がシュシュポッポーと音をたてながら走り続けているのです。
正面入り口すぐのところにあるので滞在中は何度かここを通るのですが、常に子どもたちがむらがっていて人気のコーナーでした。
チェックインカウンターは激混み
お昼の14時くらいにホテルに着いてチェックインをしようとしたのですが、既にチェックインカウンターは大行列…。
私たちは会員制マリオットボンヴォイのカウンターに案内していただくことができてほんの少しだけ混雑がマシでしたが、それでもかなり待ちました。
日曜のお昼14時頃の優先チェックインカウンターで11組待ち。
ちなみに実際にチェックインできたのは約1時間後の15時頃。重たい荷物を持って立って待つのはかなり辛いので、ソファで座って待てることにありがたみを感じました。
大人は座ってると楽でいいのですが、2歳の息子にじっと待ちなさいというのはあまりにも困難…
動くロゴを追いかけて遊んだり
お魚の水槽を眺めたり…
ロビーには子供心をくすぐる仕掛けがいくつか施されているので救われます。
夫と交代で子守りをすることでなんとか乗り切りました。
ホテルの中にコンビニは有る?
私たちは朝食なしのプランで宿泊したので、どこかで朝ごはんを調達しないといけません。
シェラトングランデには残念ながら、コンビニはありませんでした。
ただし、食べ物が買える「The shop」という売店はあります。
ショップ内ではパンやおにぎり、カップ麺やお菓子などの軽食が販売されています。
日用品などもある程度揃っているので、ちょっとした夜食や朝食を買うくらいなら十分だと思います。
もう少しちゃんとしたものが食べたいという場合は、ホテルにあるカフェのメニューをテイクアウトするという手段もありますよ。
いずれにせよお値段はホテルなのでお高めです。
もしどうしてもコンビニに行きたい場合は、歩いて行けるすぐ近くのヒルトンホテルに行けば、ローソンが入っています。
そして今回この「どうしてもコンビニでないといけない」事案が発生。
なんと、化粧品一式を全て自宅に忘れてきてしまったのです(笑)
夜な夜な慌ててローソンまで走っていき、化粧品一式を買いそろえるという大失態でした…。
フロントにも問い合わせてみたのですが、メイク用品だけはシェラトングランデ内で取り扱いがないそうなのでご注意を。
まぁ、こんなの忘れる人なんてそういないと思いますが…(笑)
残念な点:電話がつながりにくい
予約を取ってから感じたことですが、ホテルに連絡したい時に限って、残念ながら電話がつながらないという状況が何度もありました。
これはシェラトン・グランデ・トーキョーベイホテルがかなり人気のホテルであることや、部屋数が膨大で宿泊者が多いこと、さらに全国旅行支援割引の影響で混雑さが増していることが原因なんだと思うのですが…。
質問などがあるときにすぐに問い合わせできないのはかなり不便でした。
電話がつながらないならメールで問い合わせたいところですが、グローバルな公式サイトがゆえに問い合わせフォームもなかなか見当たらない(笑)
なんとか連絡できそうなメールアドレスを発見して、いつくか要点をまとめてメールしたところ、数日遅れてホテルから返事のお電話をいただきました(笑)
時間があるなら問題ないですが、急ぎの連絡には少し苦労するかもしれません。
マリオットボンヴォイに登録しよう
シェラトン・グランデはマリオット・インターナショナルに加盟しているホテルです。
マリオットボンヴォイの会員登録をしておくと、シェラトンやウェスティン、リッツ・カールトンなど対象ホテルでポイントを貯めたり、特典を受けられたりと、ちょっと嬉しいポイントが加わります。
登録していなくても宿泊できますが、無料なので登録しておく方がお得です。
マリオットのアプリのチャット機能が便利
シェラトングランデに宿泊するなら、スマホにマリオットアプリを入れておくと超便利。
予約管理ができたりスマホから事前チェックインができるのですが、中でもずば抜けて便利だと感じだ機能が1つ。
それは「チャット機能」です。
例えば「ベッドガードを借りれるかどうか」というリクエストをチャットで入れてみると、ものの数分で返信がきました。
これは画期的。
息子を夜に寝かしつけたあとで、隣で静かにスマホでささっとやり取りができるのがかなり便利です。
例えばホテル内の店舗の営業時間など、ご時世的に時短営業になっていたりすることがあるのでリアルタイムの素早い情報を手に入れるのに重宝しました。
グローバルでわかりにくい公式サイトよりもよっぽどあてになります。(しつこい)
チャット機能は宿泊の2日前から使えるようになるみたいです。
まとめ
以上、長々と色々書きましたが簡潔にまとめると、パークまでのアクセスの良さとお部屋からの眺望が最高のホテルでした。
ちなみに楽しみにしていた部屋からの花火ですが、肝心の息子は花火の直前に眠ってしまって、結局夫婦2人だけで楽しみました(笑)
お楽しみはまた次の機会に取っておくということで…♡
一流ホテルなので宿泊費は超高額だと思われるかもしれませんが、実は意外と高くありませんでした。
正確な費用はこちらでまとめています▼
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(詳細が未定ならとりあえず素泊まりで予約、朝食など細かい点は後から追加、それが我が家のスタイルです。笑)