以前、友人と2人でタイのプーケットに旅行に行ってきました。
今回はプーケットで一番賑やかな繁華街である「パトンエリア」での観光の様子をまとめてみたいと思います。
ピピ島の記事はこちら
Contents
バングラ通り
プーケット到着後、初日の夜はとりあえず「バングラ通り」に行ってみる事に。
バングラ通りは私たちが泊まっているホテル「パトンパラゴンリゾート&スパホテル」から歩いて行けました。
パトンビーチから徒歩数分のところにあるバングラ通りは、プーケット有数の夜遊びスポットとして知られています。
全長500mほどの通りにはレストランやバー、ディスコ、クラブなどがこれでもかというくらいに密集。
夜が更けるにつれて盛り上がりをみせる繁華街で、メインの通りは観光客であふれています。
タイ料理が美味しい!
バングラ通りでただなんとなくふらっと入ったお店の料理がめちゃくちゃ美味しい。初めて食べる味なのに、口にあうあう!
タイの定番ビール「シンハービール」もいただきます♪
何の変哲もないヌードルスープもめちゃくちゃ美味しくて、パクパクと食べちゃいました。
メニューはこんな感じ。
ボリューム満点なのに値段も安く、味も美味しくて大満足。
実は当初はパンフレットにも載っている人気店に行こうとしていたのですが、あいにくこの日は定休日だったので急遽近くにあったこちらのお店に入った私たち。
結果的に大満足だったので良かったです。ローカルのお客さんがたくさん入っているお店だったので、味は間違いないのでしょう。
迷ったときは地元の人が良く行くお店に行くといいということですね。
移動手段はやたらと派手なトゥクトゥク!
プーケットでは公共交通機関が乏しく、移動手段はトゥクトゥクを利用するのが便利です。
ただし、プーケットのトゥクトゥクは、バンコクでよく見る三輪のトゥクトゥクとは全く別物でした。
プーケットのトゥクトゥクはカラフルなハイゼットで、車両の後ろから乗降するタイプのようです。
初めて見た時は「え、軽トラ!?」となんだか度肝を抜かれました(笑)
街のあちこちに停まっているので誰でも簡単に乗ることができるようになっています。
私たちは一応値段交渉をしてから乗りましたが、インドのようにどうにかしてぼったくろうとしてくる様子はあまり感じませんでした(笑)
そしてこのトゥクトゥク、外装だけでなく中身もド派手なんです。
チカチカとネオンが光っており、BGMは爆音のクラブミュージックがガンガンかかっていて衝撃的でした。
入った瞬間「なんじゃこら~!?」と思いながらも、着席したら私たちもしっかり手を挙げて頭を上下に振っていました(笑)
パトンビーチを走るトゥクトゥクのほとんどがこのようにナイトクラブ仕様になっているようです。
パトンビーチのサンセット
夕暮れ時のパトンビーチにやってきました。
ただあてもなく、海沿いをのんびりウォーキング。
適当に座ってコンビニで買ったお酒を飲むことに。
夕日を見ながら飲むビールは最高ですね〜。
いよいよ夕日が沈みそう。
ビール片手に、直立不動で夕日が沈むのを見届けました(笑)
夕日が沈んだ後のマジックアワーも幻想的。
波も穏やかで贅沢な時間。最高のサンセットでした。
サンセットを楽しんだ後は、みんなぞろぞろと退散していきました。
昼間の暑さも和らぎ少し涼しくなって、ちょうど過ごしやすい気温になっていました。
夜のパトンエリア
昼間がとても暑いタイの国では、マーケットや露店が夜まで空いていて活気があります。
シーフードからお肉系まで、食べ物系の屋台もたくさんありました。
こちらの女性はスイカのカービング(彫刻)中。
タイの繊細な伝統文化がすごい。しばらく見入っていると、ニコニコしながら作品をよく見せてくれました。
言葉が通じなくてもアイコンタクトで温かい気持ちにさせてくれるタイ人の皆さま、大好きです。
癖のあるTシャツを着ている人も見つけました(笑)
さらに歩き続けていると、かなり奇抜なゲームに出くわしました。
若くて可愛い女の子たちが水の上でスタンバイしていて、ボールを投げて女の子を水の中に落とすというゲームのようです。
日本だとありえないゲームな気がするのですが、お客さんも美女たちも終始笑顔でゲームが進行していきます。私にとってはなかなか衝撃的な光景でありました…。
それにしてもパトンビーチ周辺は夜遅くまで人だらけ。
夜のプーケットは賑やかだなぁと思っていたのですが、実はこの日は一段と賑やかな「ある理由」があるのでした。
ソンクラーンの洗礼
実は、私たちがプーケットを訪れたこの日はタイのソンクラーンの日。
ソンクラーンとは毎年4月に行われるタイの旧正月を祝うイベントのことで、別名「水かけ祭り」とも言われています。
簡単に言うと「水をかけまくって1年の邪気をぶっ飛ばす」という意味を込めて、この期間中はタイ全土でお互いに水をかけ合う言わずと知れた超ビックイベントの時期なんです。
私たちは決して水かけ祭りに参加したかったわけではなく、あくまでもたまたま旅行の時期が水かけ祭りと重なってしまっただけなのですが…
実際道を歩けば…
水、水、水!!!
通りの左右には水鉄砲を持った人がたくさんスタンバイしていて、歩いているととにかく水をかけられます。
水鉄砲だけでなく、時には車の荷台から通りすがりにバケツの水をぶっかけてこられることも…。
観光客だとか地元民だとか関係ありません。いや、むしろ観光客の方が狙われやすいのかもしれません。
水鉄砲を持っているのもタイ人だけではなく、欧米人も多くノリノリで水かけ祭りを楽しんでいる様子でした。
水鉄砲だったり、バケツでかけられたり、時には氷を背中から入れられたりを繰り返し…ほんの数分歩いただけでびしょ濡れになりました。
カバンはビニール袋で覆って守ることにしましたが、頭から足のつま先までびしょびしょです。
辺りはどこもかしこも水だらけで、通り沿いのお店の人もさぞ迷惑なのでは!?と思いきや、店員さんも濡れる人々をみて大笑い。
街や国全体でこの水かけ祭りを楽しんでいるんですね…
最初はどうやったら濡れるのを回避できるのかを考えていましたが、何をやっても無駄で気が付けば全身ずぶ濡れの私たち。
もう怒りを通りこして、最後らへんは開き直っていましたよねー(笑)
海辺のディナー
あまりにも水をかけられるので通りがかったレストランの中に避難し、ついでに晩ご飯を食べることにしました。
「Wai Thai Restaurant Patong」というレストランです。
レストランの敷地内には水かけマンたちはいなくて一安心。
建物を抜けるとビーチ上にテーブルセットがあり、暗いですが海を見ながら食事をすることができるようになっていました。
パッタイ(タイ風焼きそば)を食べたり
おすすめされたスープを飲んだり
モヒートを飲んだり
写真を撮り忘れましたが、空心菜の炒め物も美味しかったです。
今回もどのタイ料理も美味しくいただき、エネルギーをもらいました。
お値段は高すぎず安すぎず、無難なラインでした。
美味しいものを食べてお腹いっぱいになると、濡れていることは結構どうでもよくなりました(笑)
夜風も気持ちよく、びしょ濡れの体も乾かしてくれてちょうど良い休憩になりました。
露天で買い物
お腹も満たされたので、食後の運動を兼ねて露店をうろついてみることに。
街の至るところでカラフルで可愛い水着がたくさん売っていました。しかもどれも安い♪
生地も大きめでしっかりしていて、ブラジリアンビキニみたいに小さすぎないところも日本人に優しくいい感じです(笑)
「高いからいらない」と言って興味ない素振りをすると、急激に値段が下げられる露店あるある。
最終的に水着は一着200バーツ(約600円)になりました。日本ではありえない価格です。
露店のお姉さんたちと楽しく交渉しながら、結局2人で色々買いました。
ビキニやタイパンツ、あとは水着の上にさらっと羽織るのにちょうど良さげなニットのワンピースなどを購入。
タイの服は色味も柄も可愛い物が多いですね。物価が安いので買い物も楽しかったです。
昼のパトンエリア
ホテルで朝食を済ませた後、日中のパトンエリアを散策してみることに。
夜は若者が集まる繁華街というイメージでしたが、昼間は普通のタイらしさを感じる雰囲気でした。
水かけ祭りシーズンだからでしょうか?飾り付けがあって華やかになっている場所もあります。
ちなみに、お気づきでしょうか?私たちの服装…
昨夜露店で買った水着を着て、完全防水対策をしています(笑)
ソンクラーンから逃れることはできないので、発想を転換して水に濡れてもいいようにトータルコーディネートしました。これでもうどこから水が飛んできても大丈夫。
パトンビーチの近くでカオマンガイ(チキンライス)のお店を発見。
カオマンガイは鶏のスープで炊いたご飯の上に、蒸し鶏が乗っている料理です。スープとセットで日本円にして200円くらいでした。
テイクアウトできるようなので、購入してパトンビーチで食べることに。
優しいご飯の味も美味しいのですが、付け合わせの辛めのタレもまた美味しい!
ビーチで海を眺めながら食べることで美味しさが倍増しますね。
ちなみにスープはビニール袋に入っているのをすするスタイルでした(笑)
雑な飲み方ですが、このスープがすごく美味しかった。やっぱり料理は見た目ではなく味が大事ですね。
コンビニが楽しい
コンビニに入ると、たくさんの種類の飲み物があってめっちゃ楽しい。
日本の銘柄のお茶も売っているのですが、甘くなってて微妙に味が違うのでまずかった…
タイに滞在中、迷ったときはフルーツジュースかビールをチョイスすると外すことはありませんでした。
おまけ:Laem Sing View Point(レムシンビューポイント)
パトンビーチから少し離れていますが、北側にあるスリンビーチへ向かう海岸線沿いの道路を下ると、隠れ家的ビーチである「レムシンビーチ」を望める場所がありました。
私たちはプーケット滞在の最終日に、ホテルから空港に向かう途中でドライバーさんの提案で立ち寄っていただくことになりました。
こちらがその「レムシンビューポイント」からの景色です。
ビューポイントのすぐそばに車を停められるようになっていて、車を降りたらすぐにこの景色で感動。
最高の見晴らしをプレゼントしていただき、ドライバーさんの心遣いに感謝です。タイの人はみなさんサービス精神旺盛で優しいですね。
水かけ祭りで水をかけられまくり、半ばうんざりしかけてましたが(笑)最後はいい思い出でプーケットを締めくくることができました。
この後はプーケット国際空港に向かい、タイの南の果てプーケットから、北の果てチェンマイまで飛行機で飛ぶことに。
ですが、チェンマイで私たちはあるアクシデントに遭遇するのでした…。
-
悲劇!タイでロストバゲージに遭遇してしまった話
友人と2人でタイ旅行へ行った際に、タイ航空の飛行機を利用しました。 私たちが経験した楽しい搭乗体験から、到着後の悲劇までをまとめてみたいと思います。 タイ航空ってどんな航空会社? タイ航空(正確に言え ...
続きを見る