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海外旅行

悲劇!タイでロストバゲージに遭遇してしまった話

友人と2人でタイ旅行へ行った際に、タイ航空の飛行機を利用しました。

私たちが経験した楽しい搭乗体験から、到着後の悲劇までをまとめてみたいと思います。

タイ航空ってどんな航空会社?

タイ航空(正確に言えばタイ国際航空)は、タイ最大の航空会社のこと。

旅行専門誌や各国のビジネス誌などによるサービスランキングでは上位の常連であり、スカイトラックス社の「ベスト・キャビン・スタッフ&ベスト・エアライン」賞を2006年に受賞している名誉ある航空会社です。

個人的には紫色を基調とした機体や制服の雰囲気が好きだったり、着陸間際に蘭の花をプレゼントしてくれるところが好きで何度でも乗りたいと思える航空会社です。

出発はプーケット国際空港

私たちがタイ航空を利用したのは、プーケットからチェンマイへのタイ国内の移動の時です。

プーケットーチェンマイ間には直行便が存在しておらず、フライトはプーケット→バンコク→チェンマイという、乗り継ぎをするルートでした。

プーケットの記事はこちら▼

空港内のレストランで腹ごしらえ

少し早く空港に着いたのでまずはレストランで腹ごしらえ。

プーケットの空港内のレストランは綺麗で落ち着いた雰囲気で良かったです。

ここでももちろん真昼間からビールで乾杯(笑)

旅行に来たら隙あらばアルコールを摂取…これぞ非日常の醍醐味です。

テーブルの上に唐辛子入りの調味料を発見。

飛行機に乗る前ということで多少の緊張感があるのか、なんとなく恐ろしくて挑戦できずでした…(笑)

今回一緒に旅行に来たがっていたけど来れなかった友人がいて、彼女にここでテレビ電話(笑)

タイ満喫中の風景をおすそ分けいたしました。(ただの嫌がらせ。笑)

チェックイン

予定通り無事チェックインカウンターで搭乗手続きを完了させました。

途中バンコクで乗り継ぎをしますが、預けた荷物はそのままスルーでチェンマイでのピックアップになるとのこと。

普段から私は乗り継ぎ便に乗る際には乗り継ぎ地点で荷物のピックアップの要・不要を自ら質問して確認するようにしていたのですが、今回は質問する前に説明していただけて、丁寧だなぁ~と感じました。

外は夕暮れ時でタイ航空の飛行機とのコントラストが美しかったです。

通路にはオーキッドの花が連なっています…これぞタイ航空という感じで嬉しい♡

タイ航空の機内

機内に入った瞬間に目に飛び込んでくるのはカラフルで華やかな配色♪

個人的に大好きな雰囲気です。

10代の時に初めての海外旅行でタイ航空の飛行機に乗ってタイに行ったのですが、その時にこの雰囲気の虜になってしまいました。

それ以降、今でもタイ航空は一番好きな航空会社です。

さっそく席につきスタンバイ。

今回は国際線ではなく国内線としての利用なので、日本人も少ないし空席もちらほらありました。

ほんの1時間半ほどのフライトですが、軽食も提供されました。

箱を空けると中には可愛いハッピーソンクラーンの文字が♬

ソンクラーン(水かけ祭り)シーズンだけの、限定品ですね。

友人と2人でプーケットでの思い出を語り合ったり、これから行くチェンマイの話をしたりしていたらあっという間にフライトが終了。

バンコクで無事飛行機を乗り継いで、予定通りチェンマイの空港に到着しました。

チェンマイに到着後、事件が発生

チェンマイについた達成感もつかの間、この後でショッキングな出来事が発生。

ターンテーブルでスーツケースをピックアップするべく待っていたのですが…

待てども待てども私たちの荷物が出てきません。

周囲の乗客はみんな荷物をピックアップしてどんどん出口へ向かっています。

結局最後の最後まで私たちの荷物は現れず。

なんと、人生で初めてのロストバゲージです。

ロストバゲージとは

ロストバゲージとは、空港で預けた荷物が行方不明になること。

ロストバゲージに遭う確率はさほど高いわけではないものの、決してゼロではないということです。

私は今までに何度も海外旅行に行きスーツケースを数えきれないくらい預けてきましたが、こんなのは初めて。

「ロストバゲージにあった」という話は何度か聞いたことがありましたが、まさか自分が経験するだなんて思っていませんでした。

バゲージクレームに報告

すかさずカウンターへ行って、私たちの荷物が今どこにあるのか確認してもらうことに。

カウンターのお姉さんが調べたところ、私たちの荷物はまだバンコクにあるとのこと…。

どうやら乗り継ぎ地点であるバンコクで荷物を乗せ忘れられていたようです(涙)

ロストバゲージが起こるおもな原因として乗り継ぎ時の積み込み忘れや降ろし忘れといった人為的なミスがあげられますが、まさにこのケースです。

ちなみに私はいつも乗継便を利用する際に、荷物を経由地点でピックアップするのか確認すると同時に、ピックアップが不要なら「私の荷物を必ず最終目的地まで送り届けてね!」と、チェックインカウンターのお姉さんに念押しするのです。

もちろんそれでどうこうなることはないのはわかっているのですが、ある種のジンクスのようなものです。

ですが、今回は先に「荷物は最終目的地のチェンマイまで自動的に行きます」と説明をされたので「あ~はいはい、お願いします~」という感じでさらっと流してしまったのです。

意味はなくとも、なんとなく自分の気持ちの整理のためにいつも通りのジンクスを行っておけば良かったと後悔しました。

まぁそれでも結果は同じだったと思いますが(笑)

よりによって最終便

荷物がないと困るので一刻も早く次の便で送ってほしいとかけあったのですが、残念ながら私たちが乗ってきた飛行機はバンコクからの最終の便。

どんなに急いでも荷物は明日の到着になると言われました。

この時点で私たちは撃沈…。

スーツケースの中には着替えも洗面用具も生理用品も全て入っています。(しかもこの日は生理中でした…)

貴重品以外は全てスーツケースの中に入れてしまっていたので、本当に本当に困ります。

という旨をカウンターのお姉さんに必死の英語でアピールしますが、何を言っても返事は同じ。

「Sorry, tomorrow…」の一点張りです。

もうこれ以上このお姉さんに何を言っても仕方がないと諦めて、とりあえず翌日荷物が到着したらホテルまで持ってきてもらうように話をつけ、とぼとぼと到着ロビーに向かったのでした。

ハンドバッグ一つでホテルへ

この後はチェンマイで予約しているホテルに泊まることになっており、私たちは驚くほど身軽なままホテルへ行くことになりました(笑)

持っているのは機内持ち込み手荷物のハンドバッグだけです。

絶望感満載で空港を出たら、出口の所でホテルのスタッフの方が車を付けて心配そうな顔で待ってくれていました。

スマホで連絡ができないので、先に一度空港を出てロストバゲージにあったという簡単な報告だけして、もう一度空港に戻ってからバゲージクレームで手続きをしていた私たち。

手続きをしている間、約1時間ほど夜の静かな空港でドライバーさんをお待たせしてしまっていたのでした。

まずは手続きで空港を出るのが遅くなってしまったことを謝罪して、ようやく改めて初めましての挨拶をしました(笑)

スタッフ兼ドライバーさんは嫌な顔をせずに、親身になって話を聞いてくれ、翌日の荷物の受け取りもするから明日は朝から気にせず観光に行っておいで!などと親切に励ましてくれました。

荷物がロストバゲージに合ったことはかなりショックでしたが、人の優しさに触れてだいぶ元気づけられました。

結局私たちはプーケットを出発した時と同じ服、同じ下着で2日間過ごしました(笑)

プーケットで来ていた服のまま、翌日チェンマイのホテルで朝食を食べて…

 

同じ服のまま朝からタイガーキングダムへ観光に行き…

 

同じ服のまま首長族の村までしっかり観光しました。

最初こそロストバゲージのショックは大きかったものの、現実を受け止めてからはもう完全に開き直っております(笑)

むしろ「何もない」というのが逆に全てから解放してくれるかのような心地よさまで感じていたかもしれません。

荷物がないと、肉体的な面だけではなく心まで身軽になって後半は結構楽な気持ちになっていたような気もします。

ちなみに、メイク落としがなくてメイクをガシガシ洗って落とすのだけは結構辛かったです(笑)

(最低限のメイク用品だけかろうじて友人と持っているものを持ち合わせてなんとかしました。)

まとめ

こんな時のために、もしもの時に備えて最低1日分の荷物は機内持ち込み手荷物に入れておくなど、工夫が必要ですね。

荷物を預ける時の注意点としてわかってはいたのですが、国内線でほんの少しの移動だと正直軽んじていたのと、まさか自分たちがロストバゲージにあうことはないだろうという油断が最悪の結果をもたらしました。

残念なハプニングですが、今後の勉強と話のネタになったと思って前向きに考えることにしました。

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