結婚が決まり、ラスベガスへ挙式をかねたハネムーン旅行へ行ってきました。
今回は、グランドキャニオンの観光ツアーに参加した時の様子をまとめてみたいと思います。
前回の旅行記はこちら
Contents
【4日目】グランドサークルの絶景巡りの旅へ
楽しみにしていたグランドキャニオンツアーに参加する日が来ました。
集合場所は私たちが泊まっていたベラージオの地下駐車場です。
ガイドの方が主要ホテルを順番に周り迎えに来てくれるシステムで、ベラージオの集合は朝5時前でした。
日本語ツアーを申し込んだので、ガイドの方もツアー参加者も日本人ばかりです。
私たち以外にもう一組ベラージオから乗り込んできたツアー客がいたのですが、よく見たら昨日のオーのショーで後ろに並んでいた女子2人組でした(笑)しかも、話してみると偶然にも地元がものすごく近いという奇跡。
日本から遠く離れたラスベガスまで来て、こんな偶然があるだなんて…と、盛り上がって一瞬で距離が縮まりました。
ラスベガスを出発
ツアー客が全員揃ったのでいよいよグランドキャニオンを目指して出発です。
行きの道中でツアー車から朝日を眺め、揺れが心地よくてそのままウトウト眠りにつきました。
アンテロープキャニオン
途中で一度休憩時間を挟み、5時間程でアンテロープキャニオンに到着しました。
ここから先はアメリカ先住民族ナバホ族のツアーガイドの方に案内してもらいます。
少しでも空き時間があるとすぐにはしゃぐツアーメンバー達。
私たち以外にツアーに参加していたのは専門学生さん、大学生さん、OLさん、主婦の方、親子ペアの方で、みんな年齢も職業もバラバラですが、同じ目的地を目指すだけあってすぐに意気投合して仲良くなりました。
彼は付近に積まれている石に興味津々。
砂漠の赤い砂は、触ると割とさらさらです。
今までの人生で遭遇したことのない風景を見て、すごいところにやってきたなぁという感じです。
他のメンバーが私たちの新婚夫婦ショットを撮影してくれていました。
何気におそろいのTシャツを着用中です(笑)
世界中からツアー客がたくさん来ているので入口が混雑していますが、ようやく私たちの番が近づいてきました。
入り口は結構な高さのところにあるようで、少しドキドキしながら下っていきます。
下ったと思ったら今度は上り…一列になって進んで行きます。
入り口から進むこと数分、すぐに広々としたスペースに出てきました。
見事な自然の造形美で、まるで写真集の中に自分が入り込んだような感覚です。
どこで写真を撮っても絵になるので、みんなあちこちで写真をたくさん撮って大盛り上がり。
便宜上モザイクで顔を隠していますが、本当はみんなとってもいい表情をしています。
アンテロープキャニオンの壁は、硬くてひんやりとしていました。
光の入り方で写真がオレンジ色になったり紫色になったりします。
ふと気付くとiPhoneのカメラロールが芸術的なウエーブの画像でいっぱいになっていました(笑)
光が差し込んでいる光景も神々しいです。
出口が近づくにつれて、光の量が増えてきました。
もうまもなく出口付近。最後に中の光景をしかと目に焼き付けています(笑)
入るときと同じく出る時も一列で。
順番ににょきにょきっと、外の世界に戻ってきました。
中の散策時間はちょうど1時間くらいでした。
今回、私たちが行ったのはロウアーアンテロープキャニオンでした。
ちなみに砂漠なのにしっかりWi-Fiの電波も飛んでおりました(笑)
昔から憧れていたアンテロープキャニオンは期待を裏切ることなく、最高の時間・空間を体感させてくれる場所でした。
日本から遥か遠くとも、一見の価値がある場所だと改めて実感しました。
ホースシューベンド
続いてはアンテロープキャニオンから車で走ること約15分、もう1つの絶景スポットであるホースシューベンドにやってきました。
ホースシューベンドとは
コロラド川により長い時間をかけて浸食され、自然に作りだされた美しい峡谷のこと。ホースシューとは「馬の靴」という意味ですが、ここは岩の形が馬の蹄鉄の形に似ていることからそう呼ばれています。
高さは約300メートル。岩の上に座って眺めた景色はまさに圧巻でした。
手すりや柵など落下防止の安全対策はされておらず、まさに、人の手が入っていない秘境感を味わえます。
ツアーガイドさんと一緒に岩の上に涼しい顔をして立ってみましたが、実際は足がすくんでいました(笑)
壮大な景色から自然のエネルギーをたくさんもらった気がします。
入場料もかからず見れる素晴らしいパワースポットでした。
アンテロープキャニオンとホースシューベントは是非セットで行った方がいいですね♪
この後はレストランで昼食を取り、次の目的地であるモニュメントバレーへ向かいます。
モニュメントバレー
モニュメントバレーの周辺地域に入り、ワゴン車からジープに乗り換えました。
道路は段々とガタガタ道になってきましたが、ガンガン進んでいきます。風が気持ちいい〜。
モニュメントバレーのベストスポットに到着。
赤い大地に岩山が連なるこの光景は、アメリカの原風景とも言われています。
浮かれた写真を撮ってみたり、しばらく自由な撮影時間。
同じツアーのみんなとはすっかり仲良くなりました。
ジープにまたがり、岩山をバックにパチリ。か、かっこいい…(笑)
このままみんなで夕日が沈んで行く風景を眺めて、最高の時間を過ごしました。
この日の光景は今後一生忘れないと思います。
ハンプトンインへ宿泊
今晩のお宿はモニュメントバレー近郊にある「ハンプトンイン」です。ナバホ族テイストの快適な宿でした。
彼と2人でレストランに夕食を食べに行くと、同じツアー参加者の親子ペアとちょうど鉢合わせしたので、4人で一緒に夕食を食べることに。
聞けば、大学生の息子さんとそのお母様お2人でアメリカ横断旅行中なんだとか。羨ましい限りです。
食事もどれも美味しかったです。大勢で食べたほうが、色々注文してシェアできるのでいいですね。
ツアーで丸1日一緒だったせいか今日初めて会ったとは感じず、ツアー内容を振り返ったりしながら話も盛り上がりました。
私たちが新婚旅行でアメリカに来ているということで、お祝いでなんとお母様が4人分支払いをしてくださいました。ありがとうございます。
5日目 グランドキャニオン国立公園へ
朝日鑑賞
早起きして、日の出前に昨日夕日を見た鑑賞スポットでスタンバイ。実はこの場所は日本のTV番組で「世界一美しい朝日」の大賞に選ばれた事もあるそうです。
朝日が刻々と大地を赤く染めていく光景が、とても素敵でした。
夕日も朝日も見る事ができて本当にいい思い出になりました。
朝日・夕日・星空、この三つは世界中どこで見てもなんだか懐かしい気持ちになります。
このメンバーで一緒に鑑賞できたことを嬉しく思いました。
グランドキャニオン国立公園
朝日鑑賞の後で、ようやく世界遺産グランドキャニオン国立公園へやってきました。
グランドキャニオンの入り口には可愛らしいゲートがありました♬
中に入るとさっそく絶景がお出迎え!
世界的な観光地なだけあって、たくさんの観光客がひしめき合っています。
長年憧れた地にようやくやって来ることができて、感無量の私。
あまりのスケールの大きな景色を前にして、自分の存在がちっぽけなものに感じます。
最初は海外旅行を嫌がっていた彼も、いつの間にかこの壮大な景色を堪能しているようでした。
各自好きに歩き回ったり、物思いにふけったり…。
みんな揃ってポージングしてみたり♪
お決まりのジャンプをしてみたり…(笑)
柵を飛び越えるふりをしてみたり…(ただ柵を握ってジャンプしているだけ。笑)
誰が一番リアルに飛んでいるように見えるかを競ってみたり…(笑)
くつろいでみたり…(ここはすぐ下は崖ではないので安全です。笑)
「押すなよ」の瞬間(笑)
本当にどこを切り取っても素晴らしい絶景です。
この風景を一生忘れるまいと、みんなでしかと目に焼き付けました。
じっくりと景色を堪能した後は昼食を取り、グランドキャニオンを後にしました。
ルート66を走る
次の目的地まで、ルート66を走りながら移動することに。
ルート66とは
シカゴからロサンゼルス(サンタモニカ)を結ぶ、アメリカの8つの州を通過する全長3,755キロメートル(2,347マイル)の旧国道のひとつ。現在は州間高速道路が発達して1985年に廃線となっています。
道路上にルート66のマークがある場所で、ガイドさんが車を停めてくれました。
写真スポットとしても人気の場所です。
のどかな背景からは、古き良きアメリカのロマンを感じました。
セリグマンに立ち寄り
続いてはルート66沿いの町セリグマンにやってきました。
ディズニー映画「カーズ」の舞台にもなっているとても可愛い町です♬
ビンテージ感が素敵でまるで町全体がおしゃれな雑貨屋さんみたいでした。
ちなみに私はグランドキャニオンのお土産屋さんでルート66のTシャツを記念に買っており、ちゃっかり着用しています(笑)
道路脇にかっこいいハーレーが停まっていました。
ちょうど運転手の方が現れて、厚かましくもバイクにまたがらせてもらった彼(笑)
セリグマンとハーレー、とても相性のいい絵面です。
ツアーのみんなでソフトクリームを食べてしばし休憩です。
セリグマンには日本の芸能人も多数訪れていて、お店の壁や天井には、所狭しとサインや写真が飾られていました。
いい感じに観光と休憩が済み、ツアー車は再びラスベガスへ向けて出発しました。
もう思い残すことはなく、その後の帰り道はほぼみんな爆睡でした。
ラスベガスに到着
19:30頃、無事ベラージオに帰ってきてツアー終了です。
トータル1泊2日間のグランドサークルを巡る旅は、何1つ無駄がなく大満足のツアーでした。
他のツアー参加者ともすっかり仲良くなり別れるのが寂しかったのですが、ツアー中に連絡先を交換したので帰国後も連絡を取り合う関係になり、本当に良いご縁でした。
日帰りツアーだと物足りなかったと思うし、2泊3日だと時間を持て余した気がするので私には1泊2日がちょうど良かったように思います。
サーカスサーカスホテルへ移動
この日はサーカスサーカスに泊まる日だったので、ベラージオからサーカスサーカスへホテルを移動。
色々とホテル内を散策したい気持ちもあったのですが、朝から充実し過ぎていたのでこの日はお風呂に入って即寝でした(笑)
【6日目】ラスベガス最終日
サーカスサーカスホテルに泊まり、朝を迎えました。
昨夜はチェックイン後、さっさと寝てしまったので朝からゆっくりホテル内を散策しました。
ホテルとしては珍しく遊園地があり、ちょっとしたジェットコースターやアトラクションが楽しめます。
メリーゴーラウンドの乗り物がリアルなトラでした(笑)
夜には無料のサーカスショーもやっているので子供連れの旅行にはぴったりのホテルだと思います。
私たちは子供連れではなかったのですが、他のホテルより低レートで遊べるカジノがあったり、ホテルの通路でマジックが見れたりと、とにかく宿泊者向けのサービスが豊富で楽しめるホテルでした。
大量のお土産購入
この日の晩には飛行機でラスベガスからロサンゼルスに移動するので、昼間はお土産を買うためにショッピングモール巡りでした。
チョコレートがスーツケースのかなりのスペースを占領しています(笑)
自分たち用にはマグカップを購入しました。毎朝コーヒーを飲むたびに新婚旅行を思い出す事ができそうです。
ロサンゼルスへ移動
お土産の買い物も完了し、夜7時半の飛行機でロサンゼルスへ移動します。
バイバイ、ラスベガス。
行きたい所には全て行けたので思い残す事はもうないけど、安全で過ごしやすく、楽しい思い出がたくさんできたので名残惜しい気持ちでいっぱいです。
ホテルは安いし、街は綺麗でインフラも整っているので、ラスベガスは実は高齢になっても旅行しやすい都市なのではないでしょうか。
旅嫌いな彼もいい所だったと満足そうにしていて、いつかまたもう一度来たいなぁとしみじみ思いながら、ラスベガスを後にしました。