結婚が決まり、ラスベガスへ挙式をかねたハネムーン旅行へ行ってきました。
今回は「リーガルウエディング~挙式」についてを、振り返りながらまとめてみたいと思います。
前回の旅行記はこちら
Contents
【2日目】挙式日
泊まっていたプラネットハリウッドホテルの部屋から見た景色は、朝焼けがとても綺麗で、すがすがしい気分で一日が始まりました。
本日のスケジュールはこんな感じです
8:00 宿泊ホテルお迎え
8:30 リーガルウエディングの手続き
9:30 打ち合わせ、衣装合わせ
10:30 ヘアメイク開始
12:30 ワタベサロン出発
13:00 挙式&ラスベガスサインで撮影
14:30頃 ワタベサロン戻り
15:00頃 宿泊ホテル送り
みっちりスケジュールに見えますが、お迎え〜リーガルウエディングの手続きと挙式まで全て段取りをお任せすることになるので、こちらはただ連れられて行くだけ。
おかげで気持ち面や体力面でも余裕ができたので、ここは個人で頑張らずに現地のワタベウエディングに一括でお任せして良かったです。
アテンドの方と合流
ホテルの地下駐車場にワタベウエディングの担当の方が迎えに来てくれていて、無事落ち合うことができました。担当の方は日本人女性で、とても丁寧でお上品な方でした。
リーガルウエディング の手続きへ
私たちは現地でリーガルウエディングを行うことにしたので、まずは手続きへ向かいます。
リーガルウエディングとは
リーガルウェディングとは、海外で現地の法律に従って結婚することです。リーガルウェディングを挙げると、挙式した国と日本の両方に、実際の挙式日での婚姻記録が残ります。ラスベガスでリーガルウエディングを行い、後日日本で婚姻届を提出すると日本の戸籍には「アメリカネバダ州で婚姻」と記載されます。
カジノだけじゃない!「ウエディングの聖地」としても有名なラスベガス
ラスベガスが結婚ビジネスで成功している理由はなんといっても、他州に比べると手続きが簡単なこと。
通常アメリカでリーガルウエディングを行うには色々な書類を事前に揃える必要がありますが、ラスベガスではパスポートと現金77ドルがあれば結婚証明書を即日発効してもらうことが可能なのです。
血液検査や一定の待機時間を求められる州もある中、ラスベガスでは「したいときにいつでも」結婚することが可能なので、極端に言えば勢いや思い付きでも結婚出来てしまうのです。
このことから世界中からカップルが集まるウエディングの聖地とも呼ばれていて、ハリウッドスターや有名人もたくさんラスベガスで結婚しています。
リーガルウエディングの流れ
Marriage License Bureauに新郎新婦(同性婚可)でいく
↓
必要書類に記入後、パスポートを提出し、現金77ドルの支払い
↓
Marriage License(結婚許可証)を発行してもらう
↓
ネバダ州認可の牧師さんのもとで挙式を行い、署名をもらう
結婚許可証を取得するだけでは結婚したことにならず、ネバダ州認可の牧師さんに署名してもらうことで結婚成立となります。
私たちもこの手順に則って、さっそく手続きしていきます。
Marriage License Bureauに到着
日本で言う役所ですね。時間に制限はありますが、365日手続き可能です。
中に入ってパスポートを提出し、現金77ドルを支払って簡単な手続き。
付き添いのコーディネーターの方が本来手続きをサポートして下さるのですが、私たちが行った日はたまたま役所の受付が日本人の方だったので、自分たちで手続きできました(笑)
ラスベガスの役所なのに、ここにいる全員が日本人という不思議です。
所要時間は全部で15分程でしたでしょうか。かなりスムーズな手続きでした。
ちなみに2人とも純日本人で、同性婚でもない、有名人でもない私たち。
なぜ、ラスベガスでリーガルウエディング をしたかというと…
ただ、「ラスベガスで入籍した!」と言いたかったからです(笑)
でもやっぱりやってよかった。本当にいい思い出です。
逆にいつか将来離婚するとなったら、手続きが非常にややこしくなるので「この人となら大丈夫!」と思う相手と結婚することをお勧めします(笑)
手続きが完了してMarriage License(結婚許可証)を発行してもらったら、次はいよいよ挙式準備へ向かいます。
ワタベウエディングで打ち合わせ〜ヘアセット
アテンドさんに車で連れられて続いてはワタベサロンに移動してきました。まずはカウンセリングで希望の髪形やメイクについて打ち合わせしていきます。
キレイなサロンで和気あいあいとした雰囲気での打ち合わせでした。
ヘアメイクも日本人の方なので細かく要望を伝えることができます…が、私はトレンドなどもよくわからないのでお任せにしました。
現地の流行を踏まえながら日本人の髪質や肌質に合うものを提案してくださるので、やはり日本人のプロにお任せしてよかったと思います。
彼も交じって、色々な海外事情を教えてもらいながら楽しくヘアセットしてして頂きました。
ちなみに彼は自分でセットしましたが、希望すれば新郎のヘアセットも可能なようです。
衣装合わせ
私はウエディングドレスを持ち込みしたので、彼の衣装を決めます。
彼は全くこだわりがないので現地のスタンダードなタキシードを選びました。
ちなみにこんなTHE・ラスベガス!な衣装もありましたが、追加料金がかかるものだったのでやめました(笑)
私も衣装を着付けしてもらい、形になってきました。
ドレスは中古で1万円のものでしたが、後ろもゴージャスで結構可愛かったです。
日本から自分で用意していったもの
・結婚指輪
・ストッキング
・新郎用靴下
・ウエディングドレス
・ドレス用の下着
・前開きの洋服(ヘアメイクの後の着替えで脱着しやすいもの)
・アクセサリー
さて、二人とも準備が整ったので、いよいよチャーチに向かいます。
リトル・チャーチ・オブ・ザ・ウエストへ
ラスベガスにはステキな式場がたくさんあってどこにするか迷ったのですが、写真を見て木の温もりのあるたたずまいが素敵だと思いこちらに決めました。
日本から親族やお友達を招待することも可能です。私達は日本でも披露宴をする予定があったので、こちらでは二人だけで挙式をすることにしました。
まずは牧師さんから挙式の段取りを一通り説明してもらい、一度リハーサルをしてから次に本番、という流れでした。コーディネーターさんが通訳兼介添人にもなってくださいます。
誓いの言葉も英語で言いますが、簡単なのですぐ覚えられました。
挙式本番
二人だけなので別に多少手順を間違えてもいいのですが、実際本番となると厳かな雰囲気でいい意味での緊張感がありました。
エレクトーンの音もジーンときて、ああ、これでいよいよ夫婦になるんだなぁ。という感慨深さがありました。
誓いの言葉を言い、指輪交換をして、無事セレモニー完了です。
優しい牧師さんが笑顔で祝福してくれました。
写真撮影
一通りの儀式が終わってから、外に出てプロのカメラマンさんが写真撮影をしてくれます。
プランに含まれているのは20カットの写真データでしたが、自分の携帯でも撮れるので十分な内容でした。
緑もあり雰囲気がとても素敵で、このチャペルにして本当に良かったなぁと思いました♪
この後はすぐ近くのラスベガスサインに移動して引き続き撮影をしていただきます。
リムジンで移動
挙式が終わると今度はチャペルからすぐ近くにあるラスベガスサインまで、写真撮影のため移動することに。
挙式の余韻に浸りながらリムジンで移動するという、夢のような演出です。
ちなみにドライバーさんは超ダンディー。でも喋るとチャーミングでとってもいい方でした♪
ラスベガスサインで撮影
打ち合わせの時からラスベガスサインで記念撮影をしたい旨を伝えていたので、プロカメラマンの方も同行の上「ラスベガスサイン」へ到着。
着いたら少し行列ができていました。
衣装を着たまま普通に並んでいるのが笑えます(笑)
10分ほど待つと順番がまわってきてお待ちかねの撮影タイムです。
おそらく最初で最後のお姫様抱っこまで…(笑)
ここには載せていませんがカメラマンさんに言われるがままジャンプしたり見つめあったり、いろんな写真を取りました。
カメラマンさんが明るく面白い方ですっかり仲良くなり、楽しく撮影が終わりました。
結婚式プランの全行程が終了
幸せな時間はあっという間で、結婚式と写真撮影が終わると再びワタベサロンに戻ることに。
撮影して頂いた写真はデータを後日メールで頂けることや、婚姻に関する書類が後日日本に郵送されてくることなど、いくつかの説明を受け全ての行程が完了です。
最後にコーディネーターさんや他のスタッフの方へお礼を言って、15時頃にお別れとなりました。
…と、通常はここで現実に戻るもの。
でも、せっかくのラスベガスウエディング。この半日で終わりにするのはもったいないのでもっと楽しみます。
ワタベウエディングの方々にもおすすめされ、私たちは衣装も脱がずヘアセットもそのままでサロンを出ることにしました。(衣装は翌日に返却したらOKというすばらしいサービスがあります。)
衣装を着たままホテルへ到着
私たちが泊まっていたプラネットハリウッドホテルへ戻ってきました。
結婚式が終わったとたんに緊張感がなくなりベッドへダイブしていました(笑)
結婚式で使ったブーケももらって帰ってきました。
サインしてもらったMarriage certificate(婚姻証明書)を眺めて「本当に夫婦になったんだなぁ。」と、ほんの少しだけしみじみとしてみたり…。
チャーチの温かい雰囲気がすごく良かったので、余韻もたっぷりです。
ウエディングドレスでストリップ通りへ
ウエディングの聖地であるラスベガスでは、結婚式を挙げたカップルがタキシードやドレス姿で街を歩いている光景は珍しくないと聞き、私たちもおすすめされた通り衣装を着替えずにそのまま街歩きへ出かけることにしました。
お昼ご飯をまだ食べていなかったので、まずは腹ごしらえ。
LA発祥で有名なピンクス(Pink's Hot Dogs)プラネットハリウッドホテル店のホットドッグです。
タキシードでホットドッグを食べる人を初めて見たような気がします。
私に至ってはドレスにケチャップをこぼしましたが、もう気にしません(笑)
ウエディングドレス姿でこんなにラフな過ごし方ができるだなんて…アメリカの空気感、最高です。
ウエディングドレスでカジノ
ドレス姿のままプラネットハリウッドホテルのカジノへも行ってみました。
ルーレットのテーブルを横から覗いていると、「結婚おめでとう!」と言われ、なんとディーラーの方がチップをご祝儀でプレゼントしてくれました。
私たちのいでたちから誰が見ても今日結婚したんだということがわかるので、とにかくどこへ行っても祝福やサービスを受けることができてなんだか得した気分です。
…が、その後のゲームで負けてチップは全て消えてしまいました(笑)
カジノを出てから、通路で見ず知らずの人たちに声をかけられ記念撮影。
通路をウロウロしていたらあちこちで「コングラッチュレーション!」と声をかけられ、一緒に写真を撮ろうと言われます(笑)
ウエディングドレスでホテルのレストランへ
プラネットハリウッドホテル内にある「STRIP HOUSE」で夕食を取ることにしました。雰囲気のいいステーキハウスです。
お腹が空いていたので早速料理を注文。
メニューを見てもいまいち内容がわからず、店員さんおすすめのステーキに店員さんおすすめの赤ワインをオーダーしたらとっても美味しくて量もちょうど良かったです。
特にTボーンステーキが美味しくて、店員さんのセンスの良さに感謝です。
ウエディングドレスを着ているので、隣の人にやっぱり話しかけられました。
いつの間にか仲良くなって、一緒の食卓で食事をしていました(笑)
気軽に話しかけてくれる陽気なアメリカ人の風習もあるのでしょうが、タキシードとドレスを着ていることで話すきっかけになり、歓迎や祝福をたくさんしていただけるのが嬉しいです。
ウエディングドレスを着たままベラージオで噴水ショー
プラネットハリウッドホテルからすぐそばのベラージオまで歩いて移動。夜のベラージオは一段と綺麗です。
憧れのベラージオで、夢のようなひとときです。
音楽に合ったダイナミックな動きの噴水を彼と2人で目を輝かせながらしばらく鑑賞していました。
15分~30分サイクルで無料の噴水ショーを見ることができるので、のんびりとこの贅沢な時間を堪能しました。
ウエディングドレスで夜遊び
夜遊びと言ってもただライトアップされた街を歩き回るだけですが、「眠らない街」を肌で感じることができます。
歩いているととにかくあちこちで声をかけられ、一緒に写真を撮ってと言われます。
声をかけてくれた人たちのカメラで撮影した後は、私たちのカメラでも記念撮影。一期一会の出会いですが、良い思い出です。
意外と日本人グループの方にも一緒に写真を撮ってとたくさん声をかけて頂きました。
おそらく一晩で軽く100回以上は「コングラッチュレーション!」と言われたでしょう。一日でこんなにも祝福されたのは人生で初めてです。
ホテルに戻り部屋まで上がるエレベーターの中でも祝福され、最後まで写真撮影会でした(笑)
ホテルからのサプライズ
もう思い残すことはないねなんて2人で言い合ってホテルの部屋に戻ったら…なんと、部屋の机の上に白ワインが置かれていました。
一瞬何かの間違いでは?と焦ったのですが、よく見ると結婚を祝福するメッセージが添えられていています。
私たちのためのお祝いで置いてくださっているのだとわかり、ホテルからの心遣いに感動しました。恐らくチェックインの時に対応して下さったフロントの方が覚えていてくれたのでしょう。
最後の最後までサプライズでお祝いしていただき、幸せな1日の締めくくりでした。
もちろん頂いた白ワインはこの後2人でしっかり全部飲んで朝まで熟睡しました(笑)
【3日目】ベラージオに移動
この日はのんびりリラックスして過ごす予定の日。
ベラージオに泊まる日だったので、初日から泊まっていたプラネットハリウッドホテルからベラージオに移動しました。
ベラージオの部屋はゴージャスな調度品と上質な設備でまとめられていて、窓からの見晴らしはとても良かったです。
部屋の中からは噴水ショーのBGMは聞こえないのですが、テレビのチャンネルを変えると噴水ショーのBGMが流れているチャンネルがありました。
ホテルの外側から見る噴水ショーも素敵でしたが、部屋の中からまったり見る噴水ショーも素敵で、滞在中は何度も窓の外を覗いては噴水を眺めてしまいます。
せっかくのベラージオ泊なので、この日はホテル内でゆっくり過ごすことにしました。
カジノを散策
ベラージオのカジノは落ち着いた雰囲気でした。
スロットマシーンを物色したりしましたが、結局遊ばずに人がゲームしているのを見てるだけでした(笑)
レストランでランチ
ベラージオ内のレストランで食事を取りました。
とにかく好きなものを食べて好きなものを飲もうということで、昼からビールとカクテルで乾杯しました。料理も美味しくて海外の食べ物が苦手な彼の口にも合っていたようです。
プールでのんびり
昼食後はプールで過ごしました。
またビールを飲んでます(笑)ハイネケンが可愛い。
ひたすらダラダラ過ごすのがとても贅沢でした。
「O」の鑑賞
夜はラスベガスの代表的なショー「O(オー)」の公演チケットを取っていたので、鑑賞しに行きました。
劇場はベラージオ内にあるO Theatreなので移動は楽々です。
入口に近づくとシルクドソレイユ感が出てきました。
劇場に入ると少し寒く感じ、念のため持っていたモコモコ靴下が活躍しました。(写真を撮るときだけ椅子に足をかけました、すみません…)
世界のOは凄かった
芸術的かつ神秘的で、パフォーマーたちの人間離れしたアクロバティックな動きに目が釘付けになりました。独特の世界観ですが、セリフもほとんどないので日本人でも理解しやすく面白かったです。
オリンピックレベルのすご技もたくさん飛び出すので一度は見て損はないと思います。
ちなみに隣に座っている彼のほうを見ると…水のショーということで照明の具合や音響が心地よかったのか、ショーの後半からは少し眠そうにしていました(笑)
もし次に別のショーを見る機会があれば、今度はマイケルジャクソンやブルーマンのショーをチョイスしたいなと思いました。