タイ北部の都市チェンマイに行った際に、「Long Neck Karen」という首長族の村に観光に行ってきました。
首長族と言えば首に金色の首輪を巻いて、首が非常に長いというイメージがありますが、実際に会ってみたらどんな感じなのか。
現地での様子をレポートしてみたいと思います。
Contents
首長族の村「Long Neck Karen」ってどこにあるの?
チェンマイには首長族の村がいくつか存在しているようなのですが、今回私たちは「Long Neck Karen Camp」という場所に行ってきました。
首長族の村(Long Neck Karen)への行き方
首長族の村、Long Neck Karen Campはチェンマイの市街地から北へ、車で約30~40分ほど行った場所にあります。
近くには有名な観光スポット「タイガーキングダム」があり、私たちはそこでトラと触れ合った後に訪問しました。
タイガーキングダムの記事はこちら▼
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Long Neck Karen Campは結構へんぴな場所にあるので、公共の交通機関を使って行くことはできません。
行く方法としてはオプショナルツアーを利用するか、タクシーを利用したりレンタルバイクを使って自力で行くなどの手段になります。
私たちはタクシーを手配して行きましたが、自力で行くのが不安だったりガイドに同行してほしいという方はオプショナルツアーを申し込んで行くのがおすすめです。
首長族の村(Long Neck Karen)の入場料
入り口で入場料を払ってから村の中を見学できるというシステムになっており、入場料は一人500バーツでした。
500バーツというと日本円で1,500円~2,000円くらいでしょうか。
この入場料がここにいる首長族(カレン族)のみなさんの大切な収入源となっているということですね。
実は前日の晩にチェンマイの空港に着いたときにロストバゲージの被害に合ってしまい、荷物が全くない状態の私たち…財布だけは機内持ち込み手荷物で無事だったので本当に良かった…(笑)
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前日にプーケット観光をしていた時と同じ服&下着で(笑)、気を取り直して観光していきますよ~っと。(被害にあった当初はかなり落ち込んでいたけどこの時はもう開き直っていた)
村の中はほぼお土産屋さん
営業時間が決まっていて入場料を取っているくらいなので、なんとなく予想はついていましたが村の中はほぼお土産屋さんです。
小さな露店がいくつも連なっていて、市場というかお土産屋さんの集落のようになっていました。
主に織物やアクセサリー、雑貨類が売られていますが、特に押し売りされる感じはありません。
売られている工芸品の数々はよく見たら色鮮やかで可愛い。
布製品は日本では見ない感じの色遣いやデザインでこれまたすごく可愛い。
見ていたらどれも普通に欲しくなってきます。
入口で入場料を払っているからか、どのお店も強引な勧誘や声掛けは全くなくて「見たかったら見て行ってね~」という感じの雰囲気。おかげでこちらも気楽に見学できます。
村の中は基本的に撮影が自由なので、写真を撮らせてもらう代わりに工芸品を見たり買ったりという観光客も多く、そういった面でもビジネスが成り立っている気がします。
全体的にカラフルな品物が多く、見ているだけでも楽しい。
非日常空間で、ふとした瞬間の写真もフォトジェニックな1枚に。
歩いている途中、赤ちゃんくらいの小さな女の子に腕を捕まえられました。
「ねぇねぇ、遊んでよー!」と言わんばかりに引き留められています(笑)
私たち観光客にとっては非日常空間ですが、現地の子供たちにとってはここが日常なんですね。
気軽に写真撮影に応じてくれる
店番をしている女の子に写真を撮ってもいいのか尋ねてみると、「どうぞ〜」という感じでニッコリと撮影に応じてくれます。
一体何歳くらいなんだろう…?年齢は聞いていませんが、きっとかなり若いんだろうと思います。
こんなに小さな女の子も。可愛い…♡
私たちがお店の品物を見物していると、ちゃんとそばに来て店番をしてくれていました。小さいのにえらいな~。
みんな頭には華やかな帽子をかぶり、お顔にはペイントやお化粧をして、見ているだけでその魅力に引き込まれます。
お母さんだけがこの村で働いているわけではなくて、こうやって家族みんなで働きに来ているんですね。
こちらでは美人なお母さんが、赤ちゃんと一緒に店番をしていました。
カレン族の方々が好きでこの環境にいるのかどうかわかりませんが、仕事仕事になりがちな現代社会で、子供と一緒に過ごしながら収入を得られるというのは、ある意味素晴らしい文化な気もします。
とにかく「観光客のためにバリバリサービスするぞ」という肩に力が入った感じは全くなくて、自然体で過ごされている方ばかりなので村全体にのどかな雰囲気が流れていてとても癒される空間です。
首長族の首はやっぱり長い
わかっていることですが、首長族の首はやっぱり長い。
とあるお店でひょっこり顔をのぞかせてくれたこちらのカレン族のマダム…
かな~~り首が長いです。
横から見ても本当に長い。一体どうなっているの!?
一緒に写真を撮ってほしいと伝えると快く引き受けてくれたのですが、もう目を疑うレベルで首が長かった…。
首は長いわ顔は小さいわ…横に並んだら首の長さが違いすぎてもうわけわからない写真になります(笑)
ちなみにこのマダムのお店で売られている洋服も可愛かった…!
決してガツガツ営業されることはありませんが、質問をするとめっちゃ丁寧に接客対応してくれます。
首長族さん、美人で可愛いだけじゃなくて、すごく優しい…!
首輪はどれくらいの重さなの?
首輪の長さにもよりますが、重さはなんと3~5kgもあるんだそうです。
首だけではなく手足にもアクセサリーとしてリングをつけている女性も多く、総重量を考えるとすごいことになっていそうですね。
ふと気になったんですが、首長族の方って、肩こりなどないのでしょうか…?
気になりすぎて調べてみたところ、なんとかなりの方が肩凝りに悩まされているようです(笑)
うーん。ポリシーだったり、仕事だったり、色々な事情で首の輪っかをつけていると思いますが、首長族もなかなか楽ではないんですね…。
首長族の首輪に関心を持っていたら、「あなたも首輪をつけてみる?」と言って着用を促されました。
人生初の首長族体験。なかなか無い機会なので嬉しい(笑)
種明かしをすると、観光客用の首輪は「輪っか」ではなく「半円」になっているというからくりです。
なんちゃって首長族体験は別料金なのかな…?とか少し考えたりもしたのですが、お金は全く要求されませんでした。
首長族の女性は美人揃い
首長族の村を見学して思ったのが、美人な女性が多いな~ということ。
首長族はタイのはっきりした顔立ちにチベット系のあっさりとした顔立ちが混ざっているらしく、美人が多い民族だと言われているんだそうです。
欧米人とはまた違った魅力で、親しみやすさを感じる美人さんが多いなと感じました。
ハキハキしていて活発というよりかは、優しくはにかんでくれるという印象で、みなさんとってもチャーミングでした。
日常風景も垣間見れる
首長族の村にも、ブラウン管ですがテレビがありました。
テレビに集まる子供たち。テレビの型は違えど、この光景はどこの国も同じなんですね。
一応生活圏の一部でもあるので、彼らの暮らしを垣間見れたりもします。
↑写真をよく見たらコーチの雨傘がつるされている…?(笑)
案外仕事が終わったら民族衣装を脱ぎ捨てて、ブランド品を身に着けていたりするのでしょうか。
まとめ・感想
最初に支払う入場料がメインの収入になっているのか、他の観光地と違って押し売りがないので雰囲気も良く見学しやすかったです。
こういう村を作ることも、またそこを観光することも、賛否両論あるかもしれませんが私は見学できて良かったなと思いました。
彼女たちはこれで生計を立てているのも事実ですし、カレン族のみなさんはとてもフレンドリーで笑顔で接してくれるので、観光しに行くにはとてもおすすめの場所だと思います。
ちなみに思いっきり水かけ祭りのシーズンに行ったのですが、首長族の村では水かけイベントはやっていませんでした。(プーケットで水かけ祭りに疲れ切っていたので安心した…)
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