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国内旅行

子連れ飛行機&結婚式!初めてのワンオペ母子旅奮闘記

ついにこの日がやってきた。

息子を産んでから、丸4年と少し。

この日とは…

「子供と2人で飛行機に乗って旅に出る」という一大イベントの日です。

一体全体どうなることやらのワンオペ子連れ旅。

無事に帰ってくることができましたので、備忘録としてまとめていきたいと思います。

旅の行先は大阪から鹿児島まで!

今回の旅には実は「友人の結婚式に出席する」という特別な名目があります。

パパも含めて家族3人で旅行へ行くといった経験は今までに何度かありますが、今回は初めての息子と2人で宿泊を伴う旅行。

私の学生時代の友人の結婚式であることや、夫は仕事もあるという理由で今回はパパ不在となりました。

息子と2人でフライトは無事にできるだろうか?結婚式ではお利口にできるのだろうか?

想像するだけで不安は尽きませんが、「どうしても友人に直接会っておめでとうと言いたい」という強い気持ちがあったので自分を奮い立たせて決心しました。

1泊2日という短い滞在ではありますが、まだまだ手のかかる息子を引き連れてのワンオペ旅ということでなかなかドキドキする旅の始まりとなりそうです。

子連れ旅のお供に用意した「三種の神器(じんぎ)」

今回、息子と2人でフライトを乗り切るために用意したもの。

これらはかなり私を助けてくれる神アイテムとなりましたのでご紹介します。

①キッズトラベル

結論から言います。

これがなかったら、目的地にはきっとたどり着けませんでした…。つまり、この旅は成立していなかったでしょう(笑)

キッズトラベルは、子どもが座って乗ることができるスーツケースのこと。

座って乗れるスーツケース「キッズトラベル」が最高だった

先日、3歳児と旅行に行くときに新しいスーツケースを購入したのですが、これが最高に便利なアイテムだったので、レビューしてみたいと思います。 大きな商品で手に入れるには少し勇気がいるかと思いますので、購入 ...

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ベビーカー代わりにもなるし、満員電車で座る場所がなくてもイスとして機能してくれる。

ワンオペ母子旅という緊張感のある状況で、こんなにありがたいことはありません。

乗っているだけで完全に無双状態です。

今までの旅行で何度か利用してきましたが、お値段もそんなに高くないわりに構造もしっかりしているのでコスパはいいと思います。

まだまだ「抱っこして~!」と毎日のように言ってくる息子ですが、これに乗っている間はまーったく抱っこを求めてこないのが一番のメリットだと感じます。

すぐに「抱っこして!」と言う甘えん坊な子や、ベビーカー嫌いの子には超おすすめです。

 

②Amazonキッズタブレット

フライト中の暇つぶしにはAmazonキッズタブレットがかなりいい仕事をしてくれます。

オフラインで遊べるコンテンツがたくさんあるので、機内でも大人しく静かに過ごす助けとなりました。

3歳、4歳、5歳など、年齢に応じてアプリもたくさん選べるので、遊ぶついでに数字のお勉強や言葉のお勉強などにもなってとってもありがたい。

オンライン中にダウンロードしておけば、動画なども再生できるので幅広く楽しめて便利なアイテムです。

旅に持って行くアイテムとして、これ一つでたくさんのコンテンツが入っているというのが荷物削減の観点からしても最高。

 

③スマホショルダー

地味にあると助かる、スマホショルダー。

スマホはもはや財布代わりにもなるので、首からぶら下げておくと支払い時にリュックをいちいちおろす必要がなくなります。

飛行機のチェックイン(アプリ)、飲食代、バス乗車(交通系IC)、タクシー乗車(PayPay)など、様々な場面の決済をスマホで完結できました。

移動費や買い物代など含めて初日はほぼスマホだけで決済できたのではないかと思うほど。

息子の手を引いて歩きながら、いちいち支払い時に鞄から財布を出してゴソゴソ…というのは手間がかかるので、あるとかなり楽でした。

スマホ決済ができるかどうかは現場のインフラ具合にもよるのでどうしても無理な場合もありますが、使える場面なら子供の手を引きながらでもかなり快適に決済できます。

 

出発

さて、ここからはいよいよ母子2人旅のレポートとなります。

自宅で荷物の最終チェックを済ませ、お決まりのキッズトラベルに乗って出発です。

スーツケースに乗るだけで遊び感覚なのかとっても嬉しそう。

3歳頃までは私がスーツケースを押していましたが、最近は時々自分の足で地面を蹴って進んでくれたりするので少し楽になってきました。

家を出てから最寄り駅まで機嫌よし、空港まで向かう電車の車内でも機嫌よし。

まずまずのスタートです。

キッズトラベルのおかげで関空のピーチのカウンターまでスムーズに到着。

ここまで特にトラブルはありませんが、緊張のせいかすでに少し気疲れしているような気もします(笑)

子供と移動している時はあちこちに注意や配慮をしないといけないので常に気が張っているのですが、その反面で緊張が解けて安心した時に一気に疲れを感じるのかもしれません…。

キッズトラベルは機内に持ち込むことができないため、チェックインと同時に預け荷物となりここで一旦お別れです。

さよなら〜〜〜。(超悲しい)

相棒を失って名残惜しいところですが、気持ちを切り替えて次を目指します。

時間には余裕を持って出発していますが、飛行機の搭乗ゲートにたどり着くまではまだ安心できません。

空港内をあちこち散策したい気持ちもあるのですが、今回は2人旅なので我慢して早々に保安検査へ向かいます。

保安検査場はまずまずの混み具合でした。

全体的に人が多い感じはしますが、大混雑というレベルではありません。

おそらく飛行機の出発時間が近づくほど混雑度はあがってくると思うので、早め早めの行動が吉と出ているかもしれません。

 

誘惑が多すぎ問題

保安検査をくぐり抜けて、あとは搭乗ゲートを目指すだけ…

…と、ここで通りすがりに「ソフトクリーム」という誘惑が登場!!

気づくな、気づくなよ息子…。。。

あ…

あぁぁー!!!

やっぱり素通りはできない4歳児…。

「あっちの方へ行ったら飛行機が見えるよ!」などと言って気をそらそうとしても、息子の視線は完全にソフトクリームにロックオン。

「ねぇママ、なんかさー、足が痛くなってきたー!」と甘えたモードで言ってきました。(いつもソフトクリームを見るとすぐに足が痛くなるのなんで…?笑)

仕方がないのでここは素直にお店に入って要求に従うことにしておきます。

ここで衝突して機嫌を損ねてしまうと、後々長引いてこじれてしまったら嫌だしな…とりあえず先のことを考えて言うことを聞いておくことにしました。

息子は、おいしいオレンジジュースのフロートを飲んでとってもご満悦。

やはり時間には余裕を持って行動するべしですね。

もし時間がなかったら「早くして!」と言って喧嘩になっていた気がします。

子連れ旅の攻略法…それは、「時間に余裕をもって行動する」これにつきるかもしれません。

さて、そんなこんなで小休憩をはさんで無事に搭乗ゲートに到着。

ゲート付近のイスに腰をおろして、あとはまったりとお菓子を食べたり絵本を読んだりして過ごしました。

しばらくして搭乗開始のアナウンスが始まり、いよいよ機内へと向かいます。

ここは一体どこなんだ…?という感じで(笑)、キョロキョロしながらもとりあえずなんとか付いてきている息子。

常にどこかしらを覗いたり、線をなぞったり、ガサガサしている。。。

まぁ、騒がしくはないレベルだとは思いますがヒヤヒヤ…。

飛行機に乗り込む前にピーチの機体と一緒にパチリ。

簡素な場所で待機している時は退屈そうでしたが、乗り物を見たら一気に嬉しそうな顔になっていました。

そして無事に機内で着席。

ここまできたら、もう乗り遅れる心配もないのでようやく一安心。

機内では、キッズタブレットを出すと大人しく遊んでくれていました。

この日まで数日間、タブレットで遊ぶことを封印していたことも功を奏しているかもしれません。

集中して遊んでくれるおかげで私も隣でゆったりと過ごすことができました。

タブレットよ、ありがとう!

その後、離陸してしばらくしてからCAさんにパインアメをいただきました。

パインアメ…?

今までこんなの配られていなかったような…。

とりあえず美味しかった(笑)

 

トイレはどうするのか問題

ワンオペ母子旅において、ひとつの懸念点だったのが、トイレ問題。

搭乗前に息子にはトイレに行かせていたのですが、緊張のせいかフライト中に私がトイレに行きたくなってしまうという…(笑)

息子に「ママはトイレに行くけど、ここ(座席)に一人で座っておく?それとも一緒に来る?」と聞いてみたところ、「一緒に行く!」との返答。

手を引いて一緒に私のトイレに付き合ってもらうことになったのですが、ここで一つ問題が発生。

ピーチの機内のトイレ、めちゃくちゃ狭い!!!

以前、ANAの機内でトイレに入った時は余裕で2人で入れたのですが…

ピーチでは息子と一緒に個室に入ることがとてもできなさそう。。。

仕方がないのでトイレ付近にいてたCAさんに声をかけて、「私がトイレに入りたいのですが、子供を外で一人で待たせておくのが心配でして…」と相談してみることに。

すると、CAさんが笑顔で「でしたら私が息子さんと一緒にここで待っておきますよ!」と言ってくださいました。神様~!

おかげで私は無事にトイレを済ませることができ、感謝です。。。

そして慌て気味にトイレから出たら、私の存在なんか忘れてなんとも楽しそうにしている息子と遭遇…(笑)

可愛らしいCAのお姉さんが息子にシールを与えてくださり、いっしょにペタペタと貼って遊んでくれていました。

しかも、CAさんが座る専用座席に息子を座らせて、CAさんはかがんで遊んでくれているというなんともVIP待遇…(笑)

「え、ここ、座らせてもらっちゃっていいんですか!?」と私は衝撃…

CAさんが「これはレアですよ~(笑)」と、さらっと笑顔で答えてくださいました。

ピーチのCAさん、優しすぎる!!

私も逆の立場で困っている人を見たら同じように救いの手を差し伸べたいと思います。

飛行機の座席でもお隣の席のおじいさんがすごく優しくて、なにかと話しかけてくれる方だったので、息子と3人で結構いろいろ話しました(笑)

ドキドキのフライトは、周囲の方々に恵まれたこともあり意外と穏やかに過ごせてよかったです。

 

目的地に到着

大きなトラブルもなく飛行機は無事に鹿児島に到着。

あっという間のフライトでしたが、息子は少しだけ疲れが見え始めてきた様子。

しばらくして預けておいたスーツケースが無事に流れてきました。

このスーツケースのもう一つのいい点は、鮮やかなブルーと少し変わった形のおかげで、目立つのですぐに見つけられるということ!

荷物をピックアップしたらお次は空港を出てリムジンバス乗り場へ。

ここからリムジンバスに乗って、友人が取ってくれたホテルを目指します。

なんとかギリギリで乗車できましたが、座席は補助席となりました。息子は私の膝上です。

バスに乗って出発すると同時に息子はついに寝落ち。

時間は夕方17時頃。今まで長旅で疲れたと思うので、無理もありませんね。

ちなみに座席が狭くて息子が寝たのかどうか知りたくても顔を見ることができず、自撮りをして眠っていることを確認しました(笑)

 

タクシーに乗車

バスに揺られること数十分。

バスは鹿児島中央駅に到着して、ここからはタクシーに乗ってホテルまで向かいます。

自宅→電車→飛行機→バス→タクシーと、かなりの種類の乗り物を網羅しつつありますね。

それぞれの移動項目を息子と2人でなんとかこなしていき、気分はまるでリアルRPGを体験しているかのようです。

タクシーに乗ること約10分。

ようやく最終目的地であるホテルまで到着しました!!

もうこの時の達成感と言ったら…フルマラソンを走り終えたのではないかというくらいの充実した疲労感でいっぱい(笑)

友人が用意していてくれたホテルの部屋からは桜島が綺麗に見えました。

まるで「ここまで2人でよく来たね!」と言われているかのような気分に…。

壮大な桜島の景色を眺めながら、しみじみとゴールした喜びを噛み締めました。

 

結婚式で4歳児はお利口にできるのか?!

翌日になり、いよいよ友人の晴れの日を迎えることができました。

当日のお天気は快晴。

桜島も友人の結婚を祝福しているかのようです。

生き生きとした新緑に囲まれて、温かな雰囲気の中で式がスタートしました。

息子にとって結婚式という場は初めてなので何かと心配していましたが、意外と落ち着いて座ってくれていたので私は拍子抜け。

息子のフォローで結婚式どころではないかもと予想していましたが、実際にはそんなことなくて普通に雰囲気を味わうことができました!

感動しすぎて大粒の涙がポロポロと流れて止まらず、息子に「ママ、大丈夫?ハンカチいる?」と心配されるほど(笑)

息子は子供ながらになんとなく周りの様子を見て「今は静かにしないといけないんだな」とか、「今はおめでとうと拍手するんだな」とか、空気を読んで行動しているようです。

普段は「静かにしなさい」と教えても楽しく遊んでいるとなかなか通じないこともあるのですが、実際の会場の空気感を見て、意外と適応できるんだ!ということに驚き。

初対面の同世代の子供たち(現地合流した別の友人の子供たち)ともすぐに打ち解けて楽しむ時は楽しんでいました。

2~3歳の頃ならきっといつでもどこでも関係なく常にはしゃいでいたと思いますが、4歳にもなるとある程度、場の状況を考えて行動できるようになってきているようです。

これは保育園の集団生活で日々過ごしている賜物なのかもしれません。

目に見えない部分も少しずつ成長しているんだなぁと、友人の結婚式を通して嬉しい発見があった日でありました。

 

まとめ

最初は不安だらけの親子2人旅でしたが、やってみれば意外となんとかなるものですね。

今回の旅ですごく感じたのは、周囲の人たちがとても優しいということ。

世間では「子連れ様」なんていうなんとも嫌なワードが囁かれていたりしますが、そんなネガティブな要素はあまり感じることのなかった今回の旅。

息子と2人で歩いていると、すれ違ったらニコッと笑顔で微笑みかけてくれる人もたくさんいるし、「可愛いねぇ〜」と声をかけて頂くことも何度もありました。

親子2人だから話しかけやすいのか?それとも鹿児島という地域柄かのか?それはなぜだかわかりません…。

でもパパと3人で歩いている時とはまた違った景色と出会いがあり面白い旅となりました。

また機会があったら、息子と2人で大冒険の旅に出てみたいと思います♪


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