香港ディズニーランドは東京ディズニーランドに比べると敷地面積が小さいので、テーマパークとしてはコンパクトに回ることができます。
今回はその香港ディズニーランドの全エリアの特徴について、まとめてみたいと思います。
Contents
8つのテーマランド
香港ディズニーランドは「テーマランド」と呼ばれる8つのエリアで構成されています。
各テーマランドに配置されるアトラクションやショップはそのテーマに合わせてイメージが統一されています。
①メインストリート USA(美国小鎮大街)
メインストリートUSAは、香港ディズニーランドの玄関口にあたるテーマランド。
舞台は20世紀初頭のアメリカの町で、ウォルト・ディズニーが暮らした古き良きアメリカの街並みが再現されています。
入園して、お城に向かうまでにまっすぐ伸びるストリート沿いには様々なお土産ショップやレストランが立ち並んでいます。
ディズニーパーク内にもかかわらず、なんとスターバックスもあり、香港ディズニーランドでしかない限定商品もあったり♡
メインストリートUSAからは、パーク内を走る蒸気機関車「香港ディズニーランド鉄道」に乗車することもできます。
鉄道の停車駅はパーク入り口にある「メインストリートUSA駅」とパーク奥地にある「ファンタジーランド駅」の2つ。
5~15分間隔で運行されており、のんびりとパークを眺めて移動するのに最適です。
夜は運行していないので、乗車するなら夕方までに利用しましょう。
アトラクション一覧
香港ディズニーランド鉄道
アニメーション・アカデミー
メインストリート・ビークル
②ファンタジーランド(幻想世界)
ファンタジーランドはおとぎ話の世界を再現したテーマランド。
全体的にメルヘンな世界観で、「THE・ディズニー」という雰囲気が一番味わえる場所かもしれません。
怖いアトラクションは基本的にないので、小さな子ども連れでも安心して楽しむことができるエリアです。
東京ディズニーランドでもおなじみの「プーさんのハニーハント(プーさんの冒険)」や「イッツ・ア・スモールワールド」、「ミッキーのフィルハーマジック」などが楽しめるので、東京との違いを探してみるのも面白いかもしれません。
香港のファンタジーランドには、日本にない「フェアリーテール・フォレスト」というスポットがあります。
迷路のような庭を進んで行き、ディズニープリンセスたちのミニチュアの世界を見ながら散策できるアトラクションで、1ページずつ絵本を読み進めていくように楽しむことができます。
タイミングが合えばティンカーベルとグリーティングすることもできますよ♡
夜になると綺麗にライトアップされるイッツアスモールワールドも必見です。
アトラクション一覧
フェアリーテール・フォレスト
キャッスル・オブ・マジカル・ドリーム
ファンタジー・ガーデン
イッツ・ア・スモールワールド
プーさんの冒険
シンデレラ・カルーセル
マッド・ハッター・ティー・カップ
ミッキーのフィルハーマジック
王様の剣
空飛ぶダンボ
ロイヤル・レセプション・ホール
③トゥモローランド(明日世界)
トゥモローランドは「未来」をテーマにしたテーマランド。
カリフォルニアのディズニーランドに近いテーマ設定に加え、ハイパースペース・マウンテン、アイアンマン・エクスペリエンスなどの人気アトラクションがあるエリアです。
ハイパースペース・マウンテンはTDLにあるスペースマウンテンを、より激しくさせた進化版。
「アイアンマン・エクスペリエンス」は映画『アイアンマン』をテーマにした世界初のライドアトラクション。
3Dメガネをかけて座席に座り、香港を舞台としたアイアンマンの世界を体感することができます。
また、グリーティング施設「アイアンマン・テック・ショーケース」では、かっこよく登場するアイアンマンと一緒に記念撮影ができます。
香港ディズニーランドはアジア最大のマーベル拠点として拡大しており、マーベル・ヒーロー・アトラクションが溢れています。
トゥモローランドエリアを訪れるなら映画を見てからの方がより一層楽しめるかもしれません。
ポイント
ハイパー・スペース・マウンテン
アイアンマン・エクスペリエンス
アントマン&ワスプ:ナノバトル!
アイアンマン・テック・ショーケース
オービトロン
スター・ウォーズ・コマンド・ポスト
④アドベンチャーランド(探険世界)
アドベンチャーランドは冒険をテーマにしたテーマランド。
ジャングルリバークルーズや、ツリーハウスなど、ジャングルをモチーフにしたアトラクションがたくさんあります。
このエリアではライオンキングのショーもやっていて、劇団四季のような本格的なショーを楽しむこともできるということで大人気。
また、フードワゴンではアドベンチャーランド名物でもある「韓国風イカ焼き」が購入できます。
その場で一枚ずつプレスして焼いてくれるので香ばしく、お酒のおつまみみたいで美味しいと口コミで話題に。
スルメ感覚で食べられるイカ焼きは、パーク内で食べ歩きするのにもぴったりです。
アドベンチャーランドは緑がたくさんあって癒されるエリアではあるのですが、香港ディズニーランドには虫が比較的多いので、虫刺されに注意しましょう。
ポイント
ジャングル・リバー・クルーズ
ターザン・ツリーハウスいかだ
ターザンのツリーハウス
カリブニ・マーケットプレイス
リキ・ティキ
⑤トイ・ストーリーランド(反斗奇兵大本営)
2011年11月18日にオープンした映画「トイ・ストーリーシリーズ」をテーマにしたテーマランド。
トイストーリーのキャラクターがいたるところに配置されていて色使いもポップでかわいらしいエリアです。
入り口には巨大なウッディの像が立っている他、様々なおもちゃが配置されていて、自分がおもちゃの大きさになったみたいで面白い♪
可愛いモニュメントがたくさんあり写真スポットもたくさんあります。
カラフルなおもちゃの世界で写真を撮るだけでも楽しいのですが、アトラクションも充実しているので子供から大人まで大人気のエリアです。
RCレーサーやトイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップなどは特に人気アトラクションで、待ち時間が長くなる傾向があります。
パークの入口から遠いエリアですが、午前中は比較的に空いていることが多いため朝早めに攻略してしまうのが良いかもしれません。
タイミングが合えばトイストーリーのキャラクターたちとグリーティングをすることもできますよ♡
ポイント
RCレーサー
トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ
スリンキー・ドッグ・スピン
バレル・オブ・ファン
⑥グリズリー・ガルチ(灰熊山谷)
グリズリー・ガルチは、2012年7月14日にオープンしたテーマランド。
このエリアはメインストリートを抜けて左へ左へと進むと、少し奥まった場所に登場します。
1888年8月8日に金が発見されたゴールドラッシュ期前後のアメリカを舞台としていて、日本で言うところのウエスタンランドの雰囲気に似ています。
鉱山内を走り抜けるジェットコースター「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」はパーク最速のアトラクションで特に大人気!
全体的な雰囲気はビッグサンダーマウンテンに似ていますが、高速スピードで前進したり急にバッグしたり、とにかく面白くて爽快です。
エリア中央には大きく吹き出す噴水があったり、あちこちで水遊びもできるので、夏場は涼しくていいかもしれません。
ポイント
ガイザー・ガルチ
ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー
ワイルド・ウエスト・フォト・ファン
⑦ミスティック・ポイント(迷離莊園)
ミスティック・ポイントは、2013年5月17日にオープンしたテーマランド。
メインストリートを抜けて左手奥にあるエリアで、トイ・ストーリーランドとグリズリー・ガルチの間にあります。
風変わりな探検家の「ヘンリー・ミスティック卿」というオリジナルキャラクターが設定されていて、ミスティック卿が世界中を旅する中で集めた芸術品を収めた館がコンセプトに。
アトラクションも少なくこぢんまりとしていますが、香港ディズニーランド限定のエリアで独特のエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。
このエリアで人気の「ミスティック・マナー」は、エレクトリックカーに乗ってヘンリー卿のコレクションを観賞することができるミステリアスなアトラクションです。
ゆったりとしたライドは予測不可能な動きで進んでいき、ファンタジーやミステリアステイスト満載の演出を味わうことができます。
待ち時間も比較的短く、小さな子どもから大人まで楽しめると思いますよ♪
木が生い茂っているエリアなので、夏場は暑さをしのげて過ごしやすい場所になるかもしれません。
ポイント
ミスティック・マナー
ガーデン・オブ・ワンダー
ミスティック・ポイント・フレイト・デポ
⑧ワールド・オブ・フローズン(魔雪奇縁世界)
ワールド・オブ・フローズンは、2023年11月にオープンした世界で初めての『アナと雪の女王』をテーマにしたエリア。
アレンデール城や城下町、ノースマウンテンなどが再現されていて、アレンデール王国の雰囲気を楽しむことができます。
アトラクションとして、「フローズン・エバー・アフター」と「ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイズ」があります。
「フローズン・エバー・アフター」は、ボートライドタイプのアトラクション。
『アナと雪の女王』のキャラクターたちが登場するほか、オラフが歌う 『雪だるまつくろう』や、エルサが高らかに歌う 『Let It Go』まで、名曲を聴きながら冒険の旅が楽しめます。
続いて、「ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ」は、アナ雪エリアの景色が楽しめるミニローラーコースター。
乗車時間は約1分ほどであっという間に終わるので、絶叫系が得意でなくても楽しめるかもしれません。
Qラインにはサウナコーナーやコースターの設計図があり凝った演出がたくさん施されています。
スリルを楽しむより並んでいる時間を楽しむアトラクションだとも言えますね。
エリア内にあるノーザンティライツというショップ。
ここで販売されているオラフのミルクソフトクリームは可愛くて大人気。
アトラクションの出口に直結しているショップ「ティック・トック・トイズ&コレクタブルズ」ではポストカードを購入するのもおすすめです。
好きなポストカードをレジで買って住所を書いたら、そのまま日本まで国際郵便で送ることができるんです。
紙のポストカードは29HK$とお値段も安めで、国際郵便料金が含まれているので切手も不要で投函できます。
ワールドオブフローズンオリジナルのスタンプ等が押してもらえて、後日日本に届くので素敵なお土産にもなりますよ♪
ポイント
フローズン・エバー・アフター
ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ
まとめ
香港ディズニーランドは世界最小のディズニーランドですが、世界で一番小さいとは思えないほどの見どころがたくさんあります。
特にトイ・ストーリーランドやミスティック・ポイントなど香港ならではのエリアもあるので、隅々まで満喫しようと思うと計画的にルートを組んで回る方が効率的です♪