
こんにちは。花子です。
私は初めてのひとり旅で、パリに行きました。
ひとり旅と言ってもパリに留学中の友達がいたので、会いに行くという入門編のような旅だったのですが、行ってみると楽しいことだらけ!
初めは少し不安でしたが、パリにして良かった!と思える素敵な思い出になったので、魅力ポイントをまとめてみたいと思います。
Contents
深夜便の飛行機で快適フライト

私が取った航空券は関空からパリへの深夜便。
そもそもこの航空券がお買い得だったということでパリ行きを決めました(笑)
深夜便なので出発当日は普通に会社に出勤。いつもと少し違うところはスーツケースを持って出勤したということくらいでしょうか。
そして定時で退社してからそのまま空港へ向かいました。
深夜便に乗るのは初めてだったので少し不安でしたが、実はこれがかなり快適だったのです。
たまたま私が乗った飛行機がガラガラで、4席程を1人で使うことができたので、普通に横になって眠ることができたのです。
途中機内食の時間にCAさんに起こされてちゃっかり完食し、そのあとはまたぐっすりと機内で爆睡。
飛行機が着いて目が覚めたらそこはもうパリの朝。
長時間のフライトを終え、本来は日本時間でいうと午後に着いたことになるのですが、時差の関係で時間が戻ってまた朝からスタートです。
しっかり睡眠もとったのでスッキリ一日を迎えることができて快適でした。
パリは見どころがたくさん
エッフェル塔
現地に住む友人と無事落ち合い、さっそくパリのシンボルであるエッフェル塔へ。

エッフェル塔のそばでは武装した軍の方々がウロウロ。こうして警護されているんですね…なんだか少しドキドキしました。

真下から見たエッフェル塔。

少し離れた場所へ移動すると、全体がとてもキレイに見えました。
写真を撮ろうとしたらたまたま絵になるカップルが写り込んで、まるで映画のワンシーンのような素敵な光景に!

ベタにつまんでみたり(ずれてますが笑)

手の上に乗せてみたり

押してみたり

写真を撮って遊んでいたら反対側から知らない人が押してきました(笑)

代表的な観光スポットなだけあって、かなり賑わっていました。
はしゃいでいる私の代わりに、スリ被害がないように周囲に目を光らせてくれていた友人に感謝です。
また別の日、夕方にもエッフェル塔に行ってみました。

茶色いはずのエッフェル塔が、夕日に照らされてオレンジ色になっています。

ケーブルカーに乗って展望台に登ってみました。

エッフェル塔から眺めるサンセット。

とっても癒される最高の時間でした。

凱旋門
こちらもまたパリを象徴する建造物ですね。
正しくはエトワール凱旋門と言って、ナポレオンが軍の勝利を記念してパリに作らせたものです。

横から見た凱旋門。

凱旋門の周囲は車道で囲まれているので、地下通路を通って近づいていきます。

凱旋門の中には螺旋階段がありました。

階段を地道に登っていくと、屋上に展望台があってパリの景色を一望することができます。

シャンゼリゼ通りがすぐ目の前に。パリに来たことを実感します。

さらに横に目をやるとエッフェル塔が見えました。

凱旋門から眺めるエッフェル塔。なんとも感慨深いです。
つまんでみました。

螺旋階段は地味にきつかったのですが、360度見渡すことのできるこの展望テラスの景色を見ていると、登ってみる価値はあるなと思いました。
モンサンミッシェル

人生で一度は行ってみたかった場所です。
フランス西海岸のサン・マロ湾に浮かぶ小島と、そこにそびえ立つ修道院があり、島全体でモンサンミッシェルとして世界遺産にもなっています。
パリからは少し遠くて電車やバスで3時間程の距離です。
私は1人でバスツアーに参加して行ってきました。
モンサンミッシェルは階段や坂道がたくさん。

道沿いにはずらっとお土産屋さんが立ち並んでいて、どことなく京都の三年坂の雰囲気を思い出しました。


近くでみるとかなり味がありますね。


モンサンミッシェルと言えば名物のふわふわオムレツ。味は…まあまあ普通でした(笑)

シードル(りんごのスパークリングワイン)や、アップルパイもいただきました。りんごが美味しかった♬

モンサンミッシェルは潮の満ち引きの差がとても大きく、帰る頃には島の周りが干潟になっていました。

異国情緒溢れていてとっても素敵な場所でした。

ヴェルサイユ宮殿

ルイ14世によって建てられた豪華爛漫な宮殿で、世界遺産にもなっています。
中はとにかくゴージャス。

天井まで華やかです。

マリーアントワネットと3人の子どもたちの絵。

王妃の寝室。

壁も天井も調度品も何もかもがとにかく美しいのですが、煌びやかすぎて私だったらここでは落ち着いて眠れなさそうです…。
回廊もとっても素敵で、当時の様子を想像しながら歩いてみるとワクワクしました♪

宮殿の正面にはルイ14世の銅像がありました。

実は私が行った日の2日前は、ストライキがあってヴェルサイユ宮殿が閉まっていたとの情報を聞きました。ギリギリセーフのタイミングで良かったです。

ノートルダム大聖堂
パリにあるゴシック建築の大聖堂で、世界遺産になっています。

残念ながら、2019年の4月15日に、大規模な火災で燃えてしまったのは記憶に新しいですね。
火災が起きる前は、ステンドグラスやシャンデリアがある美しい館内を見学することが可能でした。

私が行ったのは火災が起きるより前のことで、今となっては貴重な経験になりました。

一日も早く修復されて以前のノートルダム大聖堂に戻る事を願います。

ルーブル美術館

ルーブル美術館はフランスの国立美術館で、世界最大級の美術館です。
モナリザや、ミロのヴィーナスなど、誰もが知っている作品を見ることができます。
とっても楽しみにしていたのですが…なんと、ついに不運なことに遭遇してしまいました。
…ストライキというものに。
しかも、小雨が降る肌寒い中、3時間行列に並んだ後で、警備員らしき方々がやって来て「今日はオープンしない」という事を告げられたのです。
周囲に並んでいた人たちは「あぁ〜残念」、という感じでブツブツ言いながら帰って行きました。
仕方がないのでこの日は諦めて正面で写真だけ撮って帰ることに。

なんともあっけなく、切ない出来事でした。
と言うわけで別の日にもう一度リベンジに。
今度は無事に入ることができました。

中はとっても広くて見応えのある美術館だったので、じっくり見ていたらあっという間に半日くらい経過するほど楽しむことができました。
友達からも聞いてはいたのですが、パリはストが多いらしいので、遭遇してしまったら予定を調整しながら臨機応変に対応しないといけませんね。
オルセー美術館

19世紀の美術作品が展示されている美術館で、印象派の画家の作品が数多く見られることで有名です。
ミレーの「落穂拾い」やゴッホの「自画像」などを見ることができます。
たまには時間を気にせず、1人で思うがままにアートに触れてみるのもいいものですね。

モンマルトル
映画「アメリ」の舞台にもなった、下町情緒のある場所です。

丘の上からはパリの街が一望できる素敵な場所でした。

モンマルトルにはオシャレなカフェやパン屋さんが沢山あって、食べ歩きをするのもとっても楽しかったです。

バゲットを買って丘の上で景色を眺めながら食べるのが最高に贅沢でした♪
地下鉄(メトロ)が簡単

パリでの主な移動手段は地下鉄を利用しました。
安いし待たなくてもすぐ来るので便利です。
何気にホームの壁面がかっこいい。

乗り方もシンプル。
最初は戸惑いましたが、乗り方を覚えるとわかりやすくて簡単です。
①まず行き先の駅が何号線なのかをチェック。
②そしてその線の終点の駅を調べる。
③駅の案内板は全て終点の駅名で表示されているので、案内に従って乗車する。
④行き先が何個目の駅か数えておいて、目的地の駅に到着したら降りる。
乗り換えもこの要領で、何号線の終点の駅はどこかを確認しておくと、目的地に辿り着くことができます。
そして主要な観光地はそのまま駅名になっていることも多くてわかりやすかったです。
しかもなんと料金は区間に関係なく均一の乗車料金。
慣れれば日本で地下鉄に乗るよりも簡単だと感じました。
ひとりで観光している間は、路線図と地図を持って、まるでリアルロールプレイングをしているようで楽しかったです。
食べ歩きがたのしい
街を歩けばあちこちにあるパン屋さんやケーキ屋さん。

とにかくどこのお店で買っても美味しい。


屋台のクレープも美味しいし、バケットも美味しいし、ガレットも美味しい。

私は常に食べ歩き状態で常にお腹いっぱいでした(笑)
買い物天国
パリは世界有数のショッピング天国でもあります。
特に楽しかったのがパリを代表する老舗デパートの「ギャラリーラファイエット」。

有名なオペラ座の裏手にあるヨーロッパ最大級のデパートです。
日本でもお馴染みのブランドも、レートによってはかなりお得に買えてしまうので、見るだけのつもりがついつい色々と買い物してしまいました(笑)
EU圏非居住者であれば、パスポートを見せると免税になる手続きをしてくれます。

ラファイエットの近くにはトゥシューズで有名なレペットもありました。

ここオペラが本店なんだとか。オペラ座があるので冷静に考えればそりゃそうかという感じですね。

色とりどりのシューズたち。可愛くて見ているだけで癒されます。

オペラ座の前でたくさんの買い物袋を抱えてパチリ。

最高のひと時でした。
美食天国
友達とのランチで、会社の上司にオススメされたレストランを訪ねてみることにしました。

パリ市内にある鉄板フレンチレストラン「Le Concert de Cuisine」です。

日本人のシェフが目の前で調理してくださいます。

フランス料理と和食を融合させた創作料理という感じでした。味はどれも最高に美味しい…!


美しい盛り付けで目で見ても楽しく、食べて美味しく、幸せでとろけそうでした。


前菜、メインを終えて最後はデザートまで。

最後まで美味しいフルコースを味わえて、最高の時間でした。
話を聞いていてわかったのですが、シェフの奥様は元々は某航空会社のCAさんだったようです。
所作もエレガントでワインにも詳しいことも納得です。

ご夫婦で経営されているとっても素敵なお店だったので、いつかまたパリに行くことがあればもう一度行きたいと思います。
スイーツ天国
モンブランで有名なアンジェリーナへ行ってみました。

ここパリにあるのが本店です。
店内も美しすぎる〜。

見ているだけでうっとりします。

定番のモンブランを頂くことにしました。

マロンクリームの中に生クリームが入っていて、底にはメレンゲのベース。もう最高の味で言うことなしでした。
まとめ

行ってみてわかりましたがパリは本当に見どころがたくさん。
現地に住む友人と訪れた観光地もありますが、彼女には学校での授業やアルバイトがあるので滞在中半分くらいの時間は私ひとりで観光しました。
料理もスイーツも美味しくて食べ歩きの楽しみもありますし、美術館だったり芸術的な建造物も多いので、1人で気ままにアート巡りをするのもとても楽しかったです。
もし興味がある方は、コロナウイルスが落ち着いたら是非パリに旅行してみてはいかがでしょうか?
