旅行に行く時に旅行会社の窓口へ相談しに行くというのは一昔前までの話で、最近ではネットでサクッと航空券を購入してしまう人も多いのではないでしょうか？
クレジットカードさえあれば誰でも簡単に航空券が取れてしまうので、本当に便利な世の中になりましたね。
ただし、予約サイトによって航空券の価格が異なることもよくあるので、今回はとにかく安く購入する方法についてまとめてみたいと思います。
Contents
️複数の予約サイトで比較して最安値のチケットを見つけよう
海外航空券を予約する場合、少しでも安く買いたければ「比較」がかなり重要になります。
特に便利なのが、数多くの航空会社の料金を自動で比較して最安値のチケットを選び出してくれる航空券の比較サイトたち。
ネット環境さえあれば、いつでもどこでもわずか数十秒で検索できるので、チケットを吟味する時間と手間が省けます。
予約までしなくとも、ただルートを検索するだけで妄想旅行ができて結構楽しかったりもしますよ〜（笑）
️比較するならココ！おすすめ予約サイトまとめ
航空券の予約サイトはいくつも存在しますが、それぞれ特徴があって強みとなるポイントが違っていたりします。
少しでも安く買いたいなら、必ず複数の予約サイトをチェックして比較してみましょう。
①skyscanner（スカイスキャナー）
スカイスキャナーは、2001年にイギリスで生まれた旅行検索サービス。
複数の航空券予約サイトを比較することで、最安値の航空券を探すことができる「比較まとめサイト」という部類に入ります。
スカイスキャナーで検索→予約サイトに遷移して予約するという流れになるのですが、最安値順で色々なサイトを比較できるので調べやすくて便利です。
設定を変えると時間帯だったり所要時間だったりかなり細かい条件で料金を調べることも可能。
スカイスキャナーにはプライスアラートという機能があり、登録したeメールで最新価格を自動的に受信することができ、これもまた便利。
このプライスアラート機能をつけておくと、常に最安の動向チェックをする必要がなくなるので時間の節約になりますよ。私もよく使っています。
航空券の価格はよく変動するので、急ぎでない場合はフライト条件を設定した上で、一定期間（数日〜数週間）様子を見るのがおすすめです。
日にちが進むにつれて値上がりすることもありますが、逆に値下がりすることもあるので、余裕があるなら時間をかけて航空券を吟味しましょう。
②Trip.com（トリップドットコム）
Trip.comは1999年に設立されたアジア最大級のオンライン旅行予約サイト。
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元々はアメリカの旅行計画サービスであるTrip.com（旧名Gogobot）を中国のCtrip社が買収し、サイトを一新させてホテルや航空券の予約サービスを行うようになりました。
アジア圏での航空券やホテルが充実していて、特に中国、香港、韓国などの航空券は他社よりかなり安くなっているのをよく見かけます。
最近はスカイスキャナーで検索したらTrip.comのサイトが最安値で表示されることも増えてきて、私自身も航空券購入時に利用する機会が増えてきました。
日本での事業は、東京や大阪など複数エリアにオフィスを設けるなどしっかり行っており、更に日本旅行業協会(JATA)の正会員にも加入しています。
通常、海外の予約サイトでは日本にサポートがなくトラブル時に苦労するケースも珍しくありませんが、Trip.comの場合は日本にオフィスやコールセンターもあるので、その点では比較的安心して利用できる海外企業です。
③ Expedia（エクスペディア）
エクスペディアは、アメリカに拠点を置く大手のオンライン旅行予約サイトです。
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本社をアメリカのワシントン州に置き、もともとはマイクロソフト社の旅行予約システム部門の一つとして1996年に設立されました。
エクスペディアの最大の特徴としては、航空券を購入するとホテル宿泊代が大幅に安くなる「Air + 割」という割引が適用されること。
5つ星ホテルも例外ではないため、航空券と宿泊代のトータルで比較したら最安値になるパターンも珍しくありません。
最近では2023年のブラックフライデーセールの時、狙っていた高級ホテルがかなり破格になっていたのを見て驚きました。
外資系企業ですが日本語カスタマーサービスのスタッフがいるので何かあった時の電話対応も可能です。
実は以前、日本～カンボジアの航空券を購入する際に、ネット状況が不安定で間違えて二重で航空券を予約してしまったということがあったのですが（おいおい）、慌ててカスタマーサービスに電話したら日本語オペレーターの方が丁寧に対応してくださりました。
結果、キャンセル不可の格安航空券だったにもかかわらず、全額キャンセルの手続きをしていただけたのです。（航空券を間違えて予約したその日中の対応でした）
エクスペディア様、そんなに悪い企業ではないと思います。というかむしろお世話になりまくっています。
④H.I.S（エイチ・アイ・エス）
説明するまでもない日本の大手旅行会社のH.I.S。
H.I.Sは1980年に設立された旅行会社で、もともとは海外の格安航空券の販売から始まりました。
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JTBや近畿日本ツーリストなど他の国内大手旅行会社と比べて海外旅行の比率が高いのが特徴です。
日本国内はもちろんですが、海外の都市にも多くの営業所を構えていて、トラブル時のサポートは24時間・日本語対応となっている点でも安心。
H.I.Sは豊富なプランを取り扱っていますが、中でも特にハワイ・台湾・韓国の旅行プランが安くておすすめです。
お得な旅行プラン＋安心感のあるサービスを期待する方には相性のいい会社となるでしょう。
⑤ Surprice（サプライス）
サプライスはH.I.Sが2015年に始めたサービスで、“旅の価格に「驚き」をもたらす”というモットーを掲げて生まれた予約サイトです。
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すべて日本語での予約・利用が可能。大手H.I.Sが運営しているので信頼度も高いです。
H.I.S本体では主に海外ツアーを前面に売り出しているのに対して、サプライスは航空券だけの販売に特化しています。
H.I.S本体でも航空券だけを購入するとこが可能ですが、サプライスで購入する時と基本的に料金は異なります。
どちらが高い、どちらが安いというのは場合によるので、こだわりがなければ両方で検索して安い方を使うのがおすすめです。
サプライスでは独自のクーポン配布やセールがとにかく多いので、調べるときは航空券の価格と合わせてキャンペーン情報もチェックしておきましょう。
⑥エアトリ
エアトリは、日本で運営されている国内・海外航空券を取り扱っている予約サイト。
東京に本社を置く株式会社エアトリは東証プライム上場企業でもあり、社会的信用が高く評価されています。
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「旅行」と「IT」とを掛け合わせたサービスが特徴で、最安値を表示する比較・検索機能が見やすく操作性が良いサイト構成になっています。
会員になると購入金額に応じてエアトリポイントが加算され、次回購入時に利用できたり、他の提携サービスのポイントとして利用することもできるところも大きな魅力。
エアトリには「チケットガード保険」というサービスがあり、航空券を購入するときに保険に加入すれば、キャンセル時に発生したキャンセル料を補償してもらえます。
格安航空券というと返金不可のパターンが多いので、補償がきくというのはありがたいサービスだと思います。
エアトリは海外航空券と国内航空券の検索でURLが異なります。
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他にもある！海外航空券を安く購入するためのコツ
比較サイトで徹底的に最安値を調べることも大切ですが、それ以外にも実は航空券を安く購入するコツがあります。
いくつかのポイントを挙げてみますので、日程に余裕のある方はぜひ実践してみてください。
早めの予約
航空券は一般的に早く予約するほど安くなる傾向があります。
国際線の飛行機は搭乗日の1年近く前から予約が可能なので、旅行日程が確定している場合は、早めに予約することをおすすめします。
ただし、あまり早い段階だとまだ航空会社のスケジュールが定まっていない場合もあるため、予約をしたからと言って安心しきってはいけません。
航空券を予約した後でフライトスケジュールが変更になる場合もあるので、変更のお知らせや案内にはすぐに気が付くことができるように、搭乗日が近づいてきたら特に注意深くチェックしておきましょう。
幅広い日程で旅程を考える
航空券は、ある程度幅広い期間の中で探してみることで、割引価格を見つけるチャンスが増えます。
当然ですが多くの人が旅行に行く年末年始や夏休みなどは航空券も高くなりがちで、あまり人気のないシーズンになるとセールなどでお値打ち価格の航空券が登場したりします。
「旅行に行きたいから航空券を探そう」ではなくて、「航空券が安いから旅行に行こう」という気持ちで常日頃から航空券の価格をチェックしておくと、ものすごくお得に旅行に行けたりします。
週末やピーク時を避け、オフシーズンや混雑のない時期に旅行することも考慮してみましょう。
トランジットを利用する
直行便だと早くてスムーズですが、あえてトランジット便を利用することで、より低価格の航空券を見つけることができる場合があります。
乗り継ぎのための手間や時間はかかりますが、お値段はぐっと安くなることもあるため、長距離になればなるほど、直行便にこだわらずに乗り継ぎありきで考えましょう。
飛行機を乗り換えながら目的地を目指す過程は意外と楽しいものだったりするので、ロールプレイングゲームのような感覚で旅程を組んでみるのもおすすめです。
ニュースレターやメルマガに登録する
航空会社や旅行代理店のニュースレターやメールマガジンに登録することで、セールや特別なプロモーション情報をいち早く受け取ることができます。
登録すると頻繁にメールが届くようになるので煩わしいと感じるかもしれませんが、時には破格のセール情報が舞い込んでくることもあるため、侮ってはいけません。
日頃からなんとなくニュースレターに目を通しておくことで、セールの時期やタイミングなどもある程度予測できるようになってくることもありますよ。
マイレージプログラムを活用する
航空会社のマイレージプログラムに登録し、貯まったマイルを利用して航空券を割引にするのも一つの方法です。
旅行が好きなら最初に投資して年会費が数万円程度のクレジットカードを作っておくと、日々の買い物で利用するたびにザクザクとマイルがたまっていきますよ。
買い物以外にポイ活などでマイルをためていく方法もありますが、近年では入会の時に貰えるマイルが大きい傾向があるので、入会キャンペーンを狙うのが一番の近道だったりもします。
ツアーを利用する
海外航空券を安く買うためには、実はパッケージツアーを利用する方が航空券単体で購入するよりもお得になることがあります。
特に人気の旅先はツアーの数も充実しているので、航空券単体で購入する場合と比較してみましょう。
ツアーを利用すると帰国日の変更やルートの変更ができないという制約がある程度できてしまいますが、逆に言えば自分で計画しなくていいという手軽さがあります。
最終的に航空券単体で購入することになった場合も、旅の構成やルートの参考にすることもできるので、ツアーがある場合は一度目を通してみるのがおすすめです。
まとめ
航空券の価格は常に変動するため、色々なサイトで時間をかけて検索することでより安く購入できたりします。
海外旅行中は美味しいものを食べたり、楽しい体験をすることにお金を惜しみたくない人こそ、航空券やホテルの予約時にしっかりと計画を立てて節約しておくのがおすすめです。
