夕暮れのパトンビーチ
ピピ島観光が終わり、パトンビーチに戻ってきたらちょうど夕日がいい感じでした。
夕日を見ながら飲むビールは最高ですね〜。
だんだん空の色が幻想的になってきました。
波も穏やかで贅沢な時間。最高のサンセットでした。
夜のパトンエリア
女性がスイカのカービング(彫刻)をしていました。タイの繊細な伝統文化に見入ってしまいます。
相変わらず夜のプーケットは賑やかだなぁと思っていたのですが、この日は一段と賑やかで、それには理由がありました。
旧正月の洗礼
実は、この日はタイのソンクラーンの日。
ソンクラーンとは毎年4月に行われるタイの旧正月を祝うイベントのことで、この期間中はタイ全土で老若男女関係なくお互いに水をかけ合うので「水かけ祭り」とも言われています。
私たちは決してこの祭りに参加しにタイへ行ったわけではなく、たまたま旅行のスケジュールが水かけ祭りのときしか調整できなかったのです。
水かけ祭りのことは旅行に行く前からわかっていたのである程度は覚悟して行ってたのですが…
実際道を歩けば…
水、水、水!!!
ほんの数分歩いただけでびしょ濡れになりました。
観光客とか水かけ祭り目的じゃないとか関係なく、ただ歩いているだけでとにかく水鉄砲で水をかけられます。
水鉄砲だけでなく、バケツでかけられたり、氷を背中から入れられたり!!
カバンはビニール袋で覆って守ることにしましたが、その他がびしょびしょです。
海辺のディナー
あまりにも水をかけられるので通りがかったレストランの中に避難し、ついでに晩ご飯を食べることにしました。
レストランの敷地内には水かけマンたちはいなくて一安心。
レストランの建物を抜けるとビーチ上にテーブルセットがあり、暗いですが海を見ながら食事をすることができるようになっていました。
パッタイ(タイ風焼きそば)を食べたり
モヒートを飲んだり
今回もどのタイ料理も美味しくいただき、エネルギーをもらいました。
美味しいものを食べてお腹いっぱいになると、濡れていることは結構どうでもよくなりました(笑)
夜風も気持ちよく、びしょ濡れの体も乾かしてくれてちょうど良い休憩になりました。
露天で買い物
カラフルで可愛い水着がたくさん売っていました。しかもどれも安い♪
生地も大きめでしっかりしていて、ブラジリアンビキニみたいに小さすぎないところも日本人に優しくいい感じです(笑)
値段を聞いて、高いからいらないと言って興味ない素振りをすると急激に値段が下げられる屋台あるある。
最終的に水着は一着200バーツ(約600円)になりました。日本ではありえない価格です。
露天のお姉さんたちと楽しく交渉しながら、結局2人で色々買いました。
タイの服は色味も柄も可愛い物が多いですね。物価が安いので買い物も楽しかったです。
朝のパトンビーチ
水かけ祭りでどこでも水をかけられるので、発想を転換して昨夜買った水着を着て出かけることにしました。
どこから水が飛んできても大丈夫です(笑)
パトンビーチで人気のカオマンガイ(チキンライス)のお店「Briley」で、ランチをテイクアウトすることにしました。
焼き豚や豚足など色々ありましたが、一番オーソドックスなカオマンガイをチョイス。
カオマンガイは鶏のスープで炊いたご飯の上に、蒸し鶏が乗っている料理です。スープとセットで日本円にして200円くらいでした。
優しいご飯の味も美味しいのですが、付け合わせの辛めのタレもまた美味しい!
ビーチで海を眺めながら食べることで美味しさが倍増しますね。
ちなみにスープはビニール袋に入っているのをすするスタイルでした(笑)
雑な飲み方ですが、このスープがすごく美味しい。やっぱり料理は見た目ではなく味が大事ですね。
ホテルのプールでのんびり
意外とそんなに水をかけられなかったので、ホテルに戻ってからプールに入ることにしました(笑)
なぜかガラガラでほぼ貸切状態。
結構広めのプールで、一部の部屋からはそのままプールサイドへ行ける作りになっているようです。
気温もからっとした暑さで、プールが気持ちよくて快適です。
ホテル代はそんなに高くないのにこの快適さ。
物価が安くて簡単に贅沢気分が味わえるので、東南アジアは癖になってしまいます。
誰もいないので午後はここでただひたすらビールを飲んで過ごしました(笑)
さようならプーケット
ホテルをチェックアウトした後はプーケットからタイ北部のチェンマイへ移動します。
ホテル前にもたくさんの若者たちが水鉄砲を持ってスタンバイしていたので、着替えた後は命がけで逃げるようにホテルを出発しました(笑)
ホテルからプーケットの空港に向かう途中でビューポイントがあるらしく、ドライバーさんが立ち寄ってくれました。
Laem Sing View Pointです。
見晴らしが良くて、ビーチが一望できる綺麗な展望台でした。
タイの人はみなさんサービス精神旺盛で、優しいですね。
水かけ祭りで水をかけられまくり、半ばうんざりしかけてましたが(笑)最後はいい思い出でプーケットを締めくくることができました。
この後チェンマイでアクシデントが待ち受けているとは思いもせず、私たちは意気揚々と空港へ向かうのでした。
チェンマイ編へ続く。