私の大好きな国、カンボジア。
個人的にはインドに行った時よりも人生観が変わった国で、海外旅行が好きになるきっかけにもなりました。
カンボジアには一度行くとまた何度も訪れたくなるような魔性の魅力があり、好きになった理由はたくさんあるのですが、現地(シェムリアップ)で撮った写真を交えながら一つずつ紹介していきたいと思います。
Contents
子供たちの笑顔が最高
まず、子供たちの笑顔が最高に可愛いのが魅力。
初めて会った私にも屈託のない笑顔を見せ、遊ぼう!と近寄ってきてくれる子供たち。
先人の日本人の方々の行いによって日本人に対して好感を持ってくれていることも影響しているのでしょうが、とにかく人懐っこい子供が多いこと多いこと。
子供たちはカメラを向けると、本当にいい表情をしてくれます。
手付かずの赤土の道路
近年は道路が整備されつつありますが、それでも一歩中へ入ればまだある手付かずの赤土の道。
沿道からは子供たちがハローハローと声をかけてくれます。
車で走行中は砂埃も舞って決して快適なドライブとは言えませんが、これがなんとも味わい深くて楽しかったりします。
周りを見渡すとのどかな田園風景、どこまでも続く高い空、所々に点在する砂糖やしの木。
この光景が見られるのは後何年くらいでしょうか。
時代の流れと共にこの未舗装の道も減ってきて発展しつつあるカンボジアですが、いつまでもこののどかな風景が残っていて欲しいと願う気持ちもあります。
物価が安い
カンボジアの物価は日本よりも安く、大体約3分の1くらい。
観光地から離れローカルなエリアに行くと物価はもっと安くなります。
こちらはローカルのマーケットで注文したコーヒー。ビニール袋に入っています。
10人ほどでじゃんけんして負けた人が全員分おごってくれたので、値段ははっきり覚えていないのですが確か10人分で日本円で2~300円くらいと言っていました(笑)
味はコンデンスミルクたっぷりで甘くて美味しい!!
美味しいコーヒーは入れ物がビニール袋だろうと美味しいのだと知った瞬間でした。
こちらは街の売店で買ったTシャツ。
最初は買うつもりなかったのですが、いらないと断り続けると最終的に1枚1ドルになったので購入決定(笑)
いったいどういう仕組みなのでしょう…
ホテルが安くて快適
私が初めてカンボジアに行ったときに泊まったのは1泊約7,000円のお部屋。
部屋料金システムで、女友達と2人で泊まったので、1人あたり1泊約3,500円です。
綺麗で広くて、プールもあり快適でした。
ちなみに観光が充実しすぎていてプールに入ることは一度もありませんでした(笑)
ゲストハウスに泊まる場合はさらに安く泊まれるので、値段重視の方や一人旅の方は利用するのもオススメです。
一年中温暖な気候
カンボジアの気候は熱帯モンスーン気候に属しており、年間を通して気温が高いのが特徴です。
中でも11月~1月頃は、最高気温30°C前後、雨もほとんど降らずカラっとして観光にはベストシーズン。
日本で気温30℃を超えるとかなり蒸し暑い印象ですが、カンボジアでは同じ気温でも湿気が少なくベタベタしないので快適です。
アンコールワットで初日の出
世界遺産のアンコールワットは、実は人気の高い“ご来光”スポット。
寺院の背後から太陽が登る美しい日の出の光景を見ようと日の出前からたくさんの観光客がスタンバイしていました。
この場所で初日の出を見た2013年の元旦。
この時から私はカンボジアのファンになりました。
アンコールワットは本当に素敵な世界遺産だったので、いつか別の機会でブログに書いてみようと思います。
トゥクトゥクが魅力的
シェムリアップではタクシーやバスなどの交通機関がなく、移動手段のメインになっているトゥクトゥク。
従来は写真のような原付きバイクに荷台を繋げて引くタイプのトゥクトゥクが一般的でしたが、現在はインド製の三輪自動車のタイプが主流になっています。
こちらは私が初めてカンボジア観光をした日に出会った流しのトゥクトゥクドライバーのボラさん。
最初はちゃんと目的地まで送ってもらえるのか…?と半信半疑でしたが(笑)、とっても真面目で私たちが遺跡観光をしている間も出入口で嫌な顔せず待っていてくれる優しいお方でした。
美しい朝日、夕日、星空
大きな建物もないカンボジアでは、かなり遠くまで見渡すことができ、美しい空を何度も見ることができました。
朝日や夕日ももちろん綺麗なのですが、特に星空は日本にいる時と比べ物にならないくらいくっきりはっきりと見えて感動しました。
街の明かりがない真っ暗な場所で見た星空は、本当に美しく澄んでいました。
親日国である
日本は今までカンボジアに対して多額の援助をして復興や開発に貢献してきたので、日本人に対して好感を持ってくれている方が非常に多いです。
ただそれ以前に、実際に接してみると、カンボジア人という人柄は元々穏やかで優しい人が多いようにも思いました。
家族を大切にし、貧しくても困っている人がいたら助け合い、仕事もきっちりこなす真面目な性格の人が多いカンボジア人。
古き良き日本の姿にどこか通ずるものを感じます。
マーケットが楽しい
観光客用とローカル用が混在しているマーケット。所狭しと色々な食材や工芸品が売られている光景が面白いです。
たくさんのココナッツ。
お米は量り売りです。
なんと、豚の頭もそのまま売られていて衝撃。
こちらでは女性の方々が生地の縫製をされていました。
ミシンで縫っているのは綺麗なレース生地!こんな感じだよ~と見せてくれる優しくて可愛い方♪
遺跡がすごい
アンコールワット以外にも、かなりたくさんの遺跡があるカンボジア。
滞在中は遺跡巡りをするだけでも退屈しません。
アンコールトム
アンコール遺跡の北側に位置する巨大な都の遺跡で、城壁に囲まれているのが特徴です。
タ・プローム
ハリウッド映画の「トゥームレイダー」の撮影で使われたことでも有名な遺跡です。
スポアンと呼ばれるガジュマルの一種の大樹で建物が覆われている姿が印象的です。
ベンメリア
ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われている遺跡です。
内戦や大木による浸食で崩壊したと言われている遺跡で、発見されたときのまま修復せずに残されています。
遺跡の面積はかなり広く、迷路のようになっています。かくれんぼをしたら大変なことになりそうです。
木漏れ日が差し込む遺跡の中を探検していると、まるで私たちだけが何百年も前にタイムスリップしたかのような、不思議な感覚を味わうことができました。
プレアビヒア
「天空の遺跡」とも言われていて、寺院の背後の崖から絶景を見ることができます。
上から見下ろす景色は圧巻!
ついつい絶景に目が行きがちですが、もちろんしっかりとした寺院もあります。
ご飯が美味しい
カンボジアで食べる料理はどれも美味しくて、驚くほど全て口に合いました。
普通に見えるチャーハンもなぜか箸(スプーン)が止まらなくなるほど美味しい。
異国の味のようであり、どこか親しみもある味。
香辛料もきつくなく、彩りもキレイ。肉や魚以外に野菜もたっぷり取れるので、とても健康的で日本人の口に合うのではないでしょうか。
複数人数でたくさん注文して、みんなでシェアしながら色々味わいたいですね。
友達が増える
シェムリアップにある日本人宿「クロマーヤマトゲストハウス(※現在は経営者が変わりブランクゲストハウス)」で、ツアーの乗り合いメンバーを募る掲示板があったので活用すると友達が増えました。(ゲストハウスに宿泊していなくても誰でも利用可能。)
遠くにある遺跡に行く時など、個人だと車をチャーターするのも高くつきますが、人数が多ければ多いほど割り勘で安く目的地まで行くことができるし、一緒に行動することで賑やかな楽しい観光になります。
こうした出会いを重ね、芋づる式にどんどん友達が増えていきました。
年齢や職業はバラバラでも、日本から同じ場所を目指してきているというのはどこか価値観が似ているのか、不思議とすぐに打ち解け意気投合しました。
他にも「イキイキゲストハウス」のイベントに参加して、たくさんの日本人観光客や地元の人たちと友達になり、村の見学に行ったりみんなでバーベキューをしたりと、かなり色濃く楽しい時間を過ごしました。
最初は友達とたった2人で訪れたカンボジアですが、出会いがさらなる出会いを呼び、気がつくと日本に帰る頃には友達が何十人も増えていました。
そしてその友達とは、日本に帰った後もたまに会って一緒に旅行に行くほど、今でもいい関係が続いています。
トンレサップ湖が面白い
トレンサップ湖は東南アジア最大の湖で、世界最大規模で水上生活者が生活している様子を見ることができます。
学校、教会、中には商店もあり、お土産を買うこともできます。なんと全体で100万人以上が住む大きな集落です。
途中で立ち寄れるスポットもいくつかあるのですが、詳しくはまた別の機会で書きたいと思います。
パブストリートが楽しい
レストランやバーが立ち並ぶパブストリート。
生ビールが一杯0.5ドルというお店が多いので、ビール好きには楽園のような場所です。
ドクターフィッシュ(ちょっと大きめサイズ)を体験したり、
クラブで盛り上がったり、
フットマッサージを受けてみたり。
パブストリートにいるのはほとんどが観光客で、エキゾチックな体験を楽しむことができます。
シェムリアップに行くなら、一度は訪れてみてほしい場所であります。
5つ星ホテルでセレブ体験ができる
シェムリアップにある5つ星ホテル「ソカ アンコール リゾート(Sokha Angkor Resort)」でアフタヌーンティーでセレブ気分を味わえます。
ホテルの敷地内だけ異空間で今までのカンボジア感が全くありません(笑)
中に入るとケーキ屋さんがあり、たくさんの種類のケーキが通常2ドルのところ、18時以降はケーキが全て半額の1ドルになっていました。(現在は少し値上げして1.5ドルだそうです)
宿泊していなくても、1ドルでファイブスタークラスのホテルを少しだけ味わうことができる、貴重な体験でした。
まとめ
初めて行ってもなぜか懐かしく感じるし、寝ていなくても疲れるどころかエネルギーをもらえる、そんなアンコールマジックがあるカンボジア。
ここ数年で目覚ましい発展を遂げつつあるのでいつまでこれらの光景が見られるのかはわならないですが、大切なことは変わらないでいて欲しいと願います。
コロナウイルスが落ち着いてまた海外旅行に行ける日がきたら、みなさんも是非カンボジアを訪れてみてはいかがでしょうか。