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海外旅行

カンボジア「アンコールワット」訪問記。

こんにちは。花子です。

2012年から2013年にかけての冬休み、私はアンコールワットで初日の出を見てみたい!という思いだけで友人とカンボジアの地を訪れました。

初めて訪れたアンコールワットで見たものや感じたことを振り返りながらまとめてみたいと思います。

 

アンコールワットとは?

アンコールワットは、ユネスコの世界遺産(文化遺産)であるアンコール遺跡の一つであり、その遺跡群を代表する寺院。

大伽藍(だいがらん)と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも国の象徴として描かれています。

 

念願の初日の出鑑賞へ

アンコールワットで初日の出を見るために、私たちは泊まっていたシェムリアップのホテルを早朝5時に出発

トゥクトゥクは前日にホテルまで送ってもらったドライバーのボラさんにお願いしていました。

ホテルからアンコールワットへは約6〜7kmの距離、トゥクトゥクで2~30分くらいで到着。

さっそくチケット売り場にてチケットを購入です。

購入したのはアンコールパス1日券(20ドル)。

このパスがあればアンコールワットだけでなくてアンコールトム、タプローム、バンテアイスレイ、その他アンコール遺跡群のほとんどに入ることができます。

ちなみに2021年現在は1日券が37ドルなので、結構値上がりしていますね…。

中に入ると既にたくさんの人が薄暗い中、初日の出を見るためにスタンバイしていました。

 

みんな日が昇るのを今か今かと待っています。

 

少しずつ明るくなっていく景色。

 

念願のご来光の瞬間です…が、逆光でうまく写真に撮れず(笑)

アンコールワットは西向きに建てられているので、東から日が昇ると逆光になります。

写真を撮るのは早々に諦め、幻想的な光景をしかと目と心に焼き付けました。

これだけのためにはるばる日本からやってきてもいいと思うくらい、感動的な日の出の時間でした。

初日の出を見れただけでも十分満足なのですが、せっかく来たので寺院内部も見学しに行ってみます。

 

アンコールワット内部へ

入って最初にあるのは第一回廊。第一回廊の内側は壁面、外側には壁も窓もない造りになっています。

 

壁面にはレリーフが彫られています。

 

このような壁画が回廊の一周全てに彫られていて、歴史や神話をもとに描かれており、それぞれからストーリーを読み解くことができます。

 

外側にはお猿さんたちが。仲睦まじく平和な光景。

 

途中でお茶休憩している人たちもいます。

 

たたずんでいるだけで絵になる遺跡美女がいたり、

 

読書(ガイドブック?)をしている人がいたり、

 

それぞれが遺跡を肌で感じながら、想いを馳せています。

 

第二回廊にて、突如現れた首から下の仏像。

 

元々は首があったのですが、内戦によって首を斬り落とされてしまったようです。カンボジアの悲しい歴史を物語っていますね。

 

第二回廊と第一回廊の間の部分。

 

お昼寝もできる世界遺産。アンコールワットならではですね~。

 

格子ごしに見える光景。

 

丸みを帯びた独特のフォルムの格子の「連子窓(れんじまど)」。

 

連子窓は装飾の役割もありますが、光や風を通しつつ外側からは中が見えにくくなるように、計算されてこのようなデザインになっています。

連子窓のすごさはこれだけではありません。

 

連子窓の影にもアンコールワットが現れる

よく見ると格子の影がアンコールワットの形になっているのです。

この光景は夕陽が差し込む時間になったら見ることができます。

しかもこれは偶然ではなくて計算して設計されているのだそう。

隠れミッキーならぬ、隠れアンコールワットでしょうか。

こんなに細かい所までこだわって設計をした大昔のカンボジア人、おしゃれすぎます。

 

中央祠堂(ちゅうおうしどう)

アンコールワットで一番高い所にある中央祠堂は、王と神とが交信する場所とされていました。

中央祠堂の高さは65mあって、シェムリアップの街ではこの高さより高い建物がないそうです。

徹底した都市計画で、いかにこの場所が大切にされているかが伝わってきますね。

しかもこの65mの中央祠堂を含めアンコールワット全体、なんと接着剤も使わずに石の積み上げだけで建てられているとのこと。

大きなもので数トンもある石と石とを、接着剤なしで、丁寧に加工して積んでいる「空積み」という建築技法が使われています。

おそるべし、太古のカンボジアの伝統技法。

 

いにしえのロマン溢れる世界遺産

アンコールワットが建てられたのは12世紀前半

今から約1000年も前の時代に建築学や天文学を用いて様々なことを計算しつくして設計されていることがわかり、驚かされることがたくさんありました。

世界遺産といえど解放的でじっくりと巡回できるようになっているので、訪れる機会がありましたら是非様々な視点からの見学を楽しんでみて下さい

もしかしたらまだ知られていない秘密を発見できるかもしれませんね。


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